サンティニ コトー・ブルギニヨン 750ml (赤ワイン)

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サンティニ コトー・ブルギニヨン 750ml (赤ワイン)

ウメムラ Wine Cellar

4,980 円 (税抜き)

伝説のワイン商『カーミット・リンチ』のブルゴーニュ・マネージャーが手掛ける、3つのリューディのアッサンブラージュからなるコトー・ブルギニョン! サンティニは、著書「最高のワインを買い付ける」で有名なワイン商カーミット・リンチのブルゴーニュ・オフィスのマネージャーであるクリストファー・サンティニが設立したミクロネゴスです。カーミット・リンチと共にフランス中の超一流ドメーヌのワインを味わってきたサンティニですが、驚くことに彼が目指したのは、グラン・クリュでもプリミエ・クリュでもなく、ブルゴーニュのヴァン・ド・ソワフでした。 サンティニでは、リージョナル・クラスの個性的なテロワールで、ビオロジックで栽培されたブドウを100%全房で野生酵母で自発的に発酵させたナチュラルワインを造っています。プレゼンテーションもユニークで、ノスタルジーを感じさせるオールトスタイルです。これは1940~50年代にフランスで楽しまれていたワインのパッケージを復刻したものです。 「コトー・ブルギニヨン」は、3つのリューディのアッサンブラージュからなるコトー・ブルギニョンです。 以下の3つの区画のアッサンブラージュ ・オーセイ・デュレスの粘土石灰質土壌の区画。ルロワのアリゴテの畑の隣にある。樹齢40年。栽培面積 0.17ha。 ・ボージョレのBullyビュリー村にあるレ・ピエール・ドレの区画。樹齢30年。栽培面積0.25ha。 ・リヨンの北西サン・ジェルマン・ニュエルSaint-Germain-Nuellesにある花崗岩の区画。樹齢60~100年。栽培面積0.21ha。
■2022年ヴィンテージ情報
■ 2022ヴィンテージの収穫日がオーセイの区画が 9/3、ボージョレの区画が 9/5、リヨンの区画が9/7。総生産量3,333本。アルコール度数は13度。2023年10月時点のSO2トータルは35mg/l。
■テクニカル情報
■ オーセイの区画のガメィは、セメントタンクで全房でセミ・マセラシオン・ガルボニックで発酵。マセラシオンの期間は9日間。圧搾後、ステレスタンクでマロ発酵と熟成。ボージョレの区画のガメィは、セメントタンクで全房でセミ・マセラシオン・ガルボニックで発酵。マセラシオンの期間は7日間。圧搾後、グラスウールのタンクでマロ発酵と熟成リヨンの区画のガメィは、フロッタイゾンで醸造。収穫ブドウの1/2を全房でタンクに入れ、残りの1/2のブドウをダイレクトプレスして、ブラン・ド・ノワールのマストにして、全房のブドウが入ったタンクを満たす。温度管理は行わずに、ダイレクトプレスした果汁(マスト)の中で、野生酵母のみで自発的にマセラシオン・カルボニックによる発酵。セラシオンの期間は3週間。圧搾後ステンレスタンクでマロ発酵と熟成。この3つのガメィを瓶詰め前にアッサンブラージュ。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のみ添加。 SANTINI COTEAUX BOURGUIGNONES サンティニ コトー・ブルギニヨン 生産地:フランス ブルゴーニュ 原産地呼称:AOC. COTEAUX BOURGUIGNONES 品種:ガメィ 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ
■Flottaison フロッタイゾン(仏語)とは
■ 近年フランスの一部のナシュラルワインの造り手の間に広がっている新たな醸造法です。この醸造法の正式な日本語の名称はまだありませんが、簡便に言うなら、『マスト内マセラシオン・カルボニック』です。そもそも、この手法はアルデッシュのダニエル・サージュが、赤ワインの醸造に用いたのが始まりと言われています。サージュは 2011 年にこの手法を着想し、実践を始めたそうです。 Flottaison フロッタイゾン(マスト内マセラシオン・カルボニック)とは、まず収穫した赤ブドウの1/2を全房でタンクに入れます。そして、残りの1/2のブドウをダイレクトプレスして、ブラン・ド・ノワールのマストにして、全房のブドウが入ったタンクを満たします。そして、ダイレクトプレスした果汁(マスト)の中で、マセラシオン・カルボニックによる発酵を行うというものです。
*全房ブドウと果汁の比率は必ずしも 1:1 ではなく、その時の状況や造り手に応じて異なります。 つまり、通常のマセラシオン・カルボニックでは、自重で潰れたブドウから発生する、あるいはタンクに注入する二酸化炭酸によって、ブドウの房全体が空気との接触から遮断されますが、この手法の場合では、ダイレクトプレスジュースがブドウの房全体を覆うことによって空気との接触からブドウの房を守るのです。 厳密にいえば、この手法の場合、カルボニック(二酸化炭酸)という単語を使うのは正しくありません。なぜなら、二酸化炭素は全く使われていないからです。ここでは、説明を分かりやすくするためにあえて『マスト内マセラシオン・カルボニック』と表現していますが、フランスでは、Flottaison フロッタイゾンもしくは trempouillette トロンプイエットと呼ばれています。ダニエル・サージュに触発され、今ではヴァランタン・ヴァレスやアド・ヴィヌム、ロマン・デ・グロット(ドメーヌ・デ・グロット)、オーレリアン・ルフォー、ヴァンサン・マリー(ノー・コントロール)、ブルゴーニュのマルク・ソワイヤール(ドメーヌ・ド・ラ・クラ)やシャントレーヴなども、一部のキュヴェの醸造にこの手法を取り入れています。 この手法は赤ワイン用ブドウだけでなく、白ワイン用のブドウもこの手法で醸造することが広がっています。さらには、異なる品種(赤と白をミックスなども)でこの醸造法を行っている造り手もいます。このように、最先端のナチュラルワインの造り手達は、白、ロゼ、赤、あるいはオレンジといった既存の醸造法のカデゴリーでは、もはや分類できない新たな醸造の領域へと大きく進化しています。 今回、入荷したサンティニの2022ヴィンテージの6種類のキュヴェのうち、5種類のキュヴェにこの手法が用いられています。SANTINI COLLECTIVE / サンティニ・コレクティヴ 伝説のワイン商『カーミット・リンチ』のブルゴーニュ・オフィスマネージャーによる個性的な『ミクロネゴス』 目指したのはブルゴーニュの“ヴァン・ド・ソワフ” サンティニ・コレクティヴは「カーミット・リンチ」のブルゴーニュ・オフィスのマネージャーであるクリストファー・サンティニが設立したミクロネゴスです。カーミット・リンチと共にフランス中の超一流ドメーヌのワインを味わってきたサンティニですが、驚くことに彼が目指したのは、グラン・クリュでもプリミエ・クリュでもなく、ブルゴーニュのヴァン・ド・ソワフでした。 1940~50年代のナチュラルなワインへのオマージュ サンティニ・コレクティヴでは、リージョナル・クラスの個性的なテロワールでビオロジックで栽培されたブドウを100%全房で野生酵母で自発的に発酵させたナチュラルワインを造っています。プレゼンテーションもユニークで、ノスタルジーを感じさせるオールトスタイルです。これは1940~50年代にフランスで楽しまれていたワインのパッケージを復刻したものです。 クリストファー・サンティニとサンティニ・コレクティヴについて サンティニ・コレクティヴは、Christopher Santini クリストファー・サンティニが2013年にブルゴーニュに興したミクロネゴスです。サンティニは、コルシカ出身の父とアメリカ人の母との間に1978年シカゴで生まれました。ペンシルヴァニア州で幼少期を過ごしていましたが、毎年コルシカとプロヴァンスの親戚の下で夏のヴァカンスを過ごし、フランスとアメリカの二重国籍で成人しました。 クリスは放牧や野菜栽培、タバコ栽培の仕事を経験した後、21歳の時にプロヴァンスの叔父の下に1年間滞在しました。この時に、まだブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのカップルが所有する前のシャトー・ミラヴァルでブドウ栽培とワイン醸造の仕事を経験しました。そこで、ワイン造りへの情熱が生まれたそうです。その後、アメリカの大学に戻って学業を修めたサンティニは、2003年に再びフランスに戻り、ボーヌでブドウ栽培とワイン醸造を学びます。当初は1~2年滞在するだけのつもりでしたが、醸造学校で今の妻と知り合ったこともあり、学業と並行してドゥニ・バシュレやフェヴレーなどのブルゴーニュのドメーヌで働き続けていました。そして、2006年伝説のワイン商『カーミット・リンチ』と出会ったのです。 ブルゴーニュのドメーヌに精通し、英語もフランス語も流暢に話すクリスを貴重な人材と思ったカーミット・リンチは、クリスをカーミット・リンチのボーヌ・オフィスの従業員に採用したのです。その後、クリスはボーヌ・オフィスのマネージャーとなり、カーミット・リンチと共に、コシュ・デュリやアルノー・アント、ヴィレーヌ、メオ、コラン、ラヴノー、ラピエールなどフランス中の超一流ドメーヌを訪問して数多くのワインを試飲し、現在もカーミット・リンチで働き続けています。しかし、カーミット・リンチで働きながらも、クリスは自分自身でワイン造りがしたいとの想いがどんどん膨らんでいったのです。こうして、2013年にミクロネゴス『サンティニ・コレクティヴ』を設立したのです。 初ヴィンテージは2014年で、友人であるクリストフ・パカレの醸造所を間借りして僅か200本のワインを造りました。2015年ではシャントレーヴのギョームと栗山朋子さんのセラーで醸造をしました。2016年からはオークセイ・デュレスに本拠を移して自前の醸造所で本格始動しました。現在は年間約1万2千本のワインを造っています。近年のブルゴーニュの新進気鋭のミクロネゴスは、コート・ドールのグラン・クリュやプルミエ・クリュなどの高額なキュヴェを手掛けるのが主流となっていますが、サンティニ・コレクティヴはそれとは対極のユニークなミクロネゴスです。 なぜなら、ヴィラージュやプルミエ・クリュ、グラン・クリュのワインではなく、オート・コートやボージョレ、コトー・ブルギニヨン、コート・シャロネーズ、マコンなどのリージョナル・クラスのワインにのみ焦点を当てているからです。もちろん、質の高いテロワールを求めていますが、2010年代に入り急激に高騰してしまったコート・ドールの著名な区画のブドウに高額な現金を支払う凄まじい価格競争はしたくないというのが理由の一つです。そして何よりも、クリス自身が、カーミット・リンチで働いてフランスのあらゆる高級ワインを味わった結果、最終的に、友人など気の置けない人達と気軽に楽しめる、喉の渇きを潤してくれる手頃で飲みやすい自然なワイン、いわゆる「ヴァン・ド・ソワフ」を造りたいとの想いに辿り着いたからです。 このようなことから、サンティニ・コレクティヴでは、リジョナル・レベルで興味深い個性的なテロワールの畑で、環境に配慮してビオロジックでブドウを栽培している造り手からブドウを購入し、その個性的なテロワールがワインに100%表現されるように、全房のブドウを野生酵母で自然に発酵させたヴァン・ド・ソワフのナチュラルワインを造っています。

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