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CHENAS COEUR DE GRANITシェナは、10のクリュボジョレー(村名ボジョレー)を構成する北部ボジョレー地区で生産される赤ワインの名称で、クリュボジョレーの中では最も小さい産地です。ぶどう畑はジュリエナとムーランナヴァンの境界に挟まれたモンレモント(Mont Remont)の斜面にあり、最も重いワインとして、ムーランナヴァンとともに高く評価されているクリュボジョレーの一つです。14世紀初頭、フィリップ5世国王からの正式な命令により、モンレモントの斜面にあるオークの森がブドウ樹に植替えられ、それ以来シェナ周辺の地域ではぶどう栽培が行われてきました。18世紀には国王ルイ8世のお気に入りといわれていたそうです。このAOCシェナの名前は、かつてこの地域が樫の森(Chenes)であったことから命名されたそうです。土壌は粗い砂質の風化花崗岩でできており、ガメイ種との相性がとてもよく、これら低肥沃の土壌ではブドウの樹は栄養分を求めて地面に深い根を張ることを強いられ、斜面によって与えられる急速な排水は、ブドウの水分の摂取量を少なくします。その結果、厚い皮を持つ小さくて凝縮した果実が実ります。また、大陸性気候は夏にはしっかりと日差しを降り注ぎますが、南の地中海からの穏やかな冷風がぶどう畑に入り込みその強い日差しの熱を助けてくれます。さらにボジョレーの丘から西に乾燥風がふくことで成長期の雨の悪影響を減らします。これらがブドウの酸味を保つための熟成を十分に助けてくれます。ガメイ種から造られるこのシェナは、「ビロードのバスケットの花束」というニックネームをもちます。美しいルビー色で黒系果実のアロマの後に続くイチゴとラズベリーの香りが立ち上ります。丸みがあり、ソフトなタンニンでバランスもよく、余韻も長く続くボジョレークリュの中でも長命なワインです。-----------------------------------------------------------------------