逆説の日本史 24/井沢元彦

小学館文庫 い1-40


逆説の日本史 24/井沢元彦

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990 円 (税抜き)

著者井沢元彦(著)出版社小学館発売日2021年10月ISBN9784094070781ページ数395Pキーワードぎやくせつのにほんし24 ギヤクセツノニホンシ24 いざわ もとひこ イザワ モトヒコ BF14240E9784094070781内容紹介「欧米列強」への仲間入りを果たせ! 本書では、日本が世界の表舞台に躍り出ることになった明治中〜後期を、痛快な“井沢史観”で読み解きます。 まず、明治新政府の「骨格」となった大日本帝国憲法が成立するまでの秘話に迫っていきます。この憲法の制定にあたり、伊藤博文・岩倉具視ら“維新生き残りコンビ”と、大隈重信・福澤諭吉ら“早慶連合”が激しく火花を散らし対立したのはなぜなのか? また、最終的に勝利したのは、どちらだったのか? さらに、彼らの陰で暗躍し「明治国家形成のグランドデザイナー」とも呼ばれる井上毅とは、いったい何者だったのか? 次に、憲法制定後に開設されたばかりの帝国議会がたびたび紛糾・空転し、首相・伊藤博文を悩まし続けていたにもかかわらず、清国との開戦に踏み切ることができた謎に迫ります。 そして、それまで極東のちっぽけな国に過ぎなかった日本が、『定遠』『鎮遠』という強力な戦艦を擁する北洋艦隊を誇った“眠れる獅子”清国を打ち破ることができた理由と、その勝利の結果手に入れることになった「膨大な利益」についても詳しく考察していきます。

編集担当からのおすすめ情報

『週刊ポスト』誌上で約30年間にもわたって連載中の、作家・井沢元彦氏による歴史ノンフィクション『逆説の日本史』。単行本最新刊となる24巻では、極東の小さな国ニッポンが、欧米列強の仲間入りを目指して奮闘する姿を活写します。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 大日本帝国の構築3 帝国憲法と教育勅語—知られざる「陰のプランナー」(「歴史学の三大欠陥」がもたらした“徳川綱吉はバカ殿”という誤解/日本歴史学界が陥る「滑稽なまでの史料絶対主義」/「飛鳥時代」というおかしな時代区分を放置し続ける歴史学者たち ほか)/第2章 大日本帝国の試練1 条約改正と日清戦争への道—「文明と野蛮の対決」のリアル(幕末・明治の日本人が朱子学によって「優越思想」に染まっていった「皮肉」/明治最大の課題「不平等条約の改正」を目論み繰り広げられた「鹿鳴館外交」/大隈重信が条約改正の突破口に考え出した「外国人判事の登用」という奇手 ほか)/第3章 大日本帝国の試練2 台湾および朝鮮統治—「同化政策」の成功と誤算(閔妃虐殺を「救国の快挙」と主張する元反日韓国人作家金完燮/改革派を弾圧し守旧的な政治を断行した閔妃は「韓国近代化のガン」/言論の自由より「先祖の名誉」が優先する朱子学社会 ほか)

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