小さくも重要ないくつもの場面 (エクス・リブリス)

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小さくも重要ないくつもの場面 (エクス・リブリス)

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エクス・リブリス シルヴィー・ジェルマン 岩坂 悦子 白水社チイサクモジュウヨウナイクツモノバメン シルヴィー ジェルマン イワサカ エツコ 発行年月:2024年05月02日 予約締切日:2024年05月01日 ページ数:230p サイズ:単行本 ISBN:9784560090923 ジェルマン,シルヴィー(Germain,Sylvie) 1954年フランスのシャトールー生まれ。父親が副知事だったため、幼少時より家族で町を転々としながら育つ。絵画などの芸術に興味を持つ一方、大学では哲学を専攻。パリの文化省で働きながら短篇集を執筆し、ガリマール出版社に送る。この短篇集が刊行されることはなかったが、これを読んだ作家のロジェ・グルニエに書き続けるよう励まされ、1985年にLe Livre des nuitsを刊行。この作品はグレヴィス賞をはじめ、六つもの文学賞に輝いた。三作目のJours de col´ere(1989)でフェミナ賞を受賞。これまでに30作異常の小説を執筆のほか、エッセイや紀行文、写真集など作品は多岐にわたる 岩坂悦子(イワサカエツコ) 2011年上智大学文学部フランス文学科卒。2017年上智大学大学院博士後期課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 幼い頃から母のいないリリは、赤ん坊時代の自分の写真を見て、自分はいったいどこから来たのか、母はどこへなぜ行ってしまったのかと疑問を抱いてきた。父が再婚し、祖母を亡くしてからは、継母ヴィヴィアンや異母兄姉との関係を模索しながらも心からは馴染めずにいた。ある日、家族そろって出かけたピクニックで写真を撮るため、子どもたちはぎゅうぎゅうに身を寄せ合った。それが悲劇につながるとは知らずに…。やがて兄姉たちがそれぞれの道に進んでいく一方、リリはどこへ向かえばいいのかわからず、左翼グループと共同生活をしてみたり彫刻に打ち込んでみたりするものの、どれも長続きせずさまよう。リリは愛する人を見つけ、自分の居場所にたどり着けるのか。知りたかった秘密は明らかになるのか。自分自身や周りの人間と向き合うことの尊さを詩的に静謐に描く。 本 小説・エッセイ 外国の小説

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Germain はぎゅうぎゅう ヴィヴィアン シャトールー ,Sylvie