ハンナ・アーレント、あるいは政治的思考の場所 新装版

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ハンナ・アーレント、あるいは政治的思考の場所 新装版

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矢野久美子 みすず書房ハンナアーレントアルイハセイジテキシコウノバショ ヤノクミコ 発行年月:2023年05月22日 予約締切日:2023年04月12日 ページ数:168p サイズ:単行本 ISBN:9784622096252 矢野久美子(ヤノクミコ) 1964年生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。現在、フェリス女学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 亡命知識人アーレント(アーレントの不在と存在/最後のドイツ系ユダヤ人/「われら」と「亡命者」のあいだ)/第2章 「政治」と“あいだ”(断崖の思考/「思索日記」の語るもの/“対等”の条件)/第3章 アイヒマン論争と“始まり”(最後の語りかけ/「心」の役割/削除された“始まり”/政治的思考のために)/第4章 「木の葉」の“身ぶり”(“応答”としての“身ぶり”/「木の葉」の自由/残骸の重さ/「戦線」の超越、あるいは中断)/結論に代えて 『全体主義の起原』や『人間の条件』をはじめ、20世紀を代表する政治哲学者ハンナ・アーレントへの注目は、ますます高まってきている。しかし、彼女独特の鍵概念である“現われ”や“あいだ”は、伝統の崩壊という認識からはじめられた彼女の政治的思考と、どのように結びつくのか。また亡命ユダヤ人であるアーレントは、なぜ論争を生んだ『イェルサレムのアイヒマン』を書いたのだろうか。本書は、ヤング=ブルーエルのアーレント伝や膨大なエッセイ・書簡に分け入りながら、「アーレントとは何者か」を真摯に問いかけていった成果である。亡命知識人アーレント/政治と“あいだ”/アイヒマン論争と“始まり”/「木の葉」の“身ぶり”の4章。小著ながらみごとな作品が、ここに誕生した。 本 人文・思想・社会 政治

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