百人一首一夕話(ひとよがたり)上 (岩波文庫 黄235-1)

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百人一首一夕話(ひとよがたり)上 (岩波文庫 黄235-1)

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岩波文庫 黄235ー1 尾崎 雅嘉 古川 久 岩波書店ヒャクニンイッシュヒトヨガタリ1 オザキ マサヨシ フルカワ ヒサシ 発行年月:1972年12月16日 予約締切日:1972年12月15日 ページ数:427p サイズ:文庫 ISBN:9784003023518 第33刷(第1刷1972年) 天智天皇ー秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露に濡れつゝ/持統天皇ー春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山/柿本人麿ーあしびきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む/山部赤人ー田子の浦に打出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつゝ/猿丸大夫ー奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき/中納言家持ー鵲の渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける/安倍仲麿ー天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも/喜撰法師ー我が庵は都のたつみ鹿ぞ住む世をうぢ山と人はいふなり/小野小町ー花の色はうつりにけりな徒らに我が身世にふるながめせし間に/蝉丸ーこれやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関〔ほか〕 江戸時代後期の学者尾崎雅嘉(1755ー1827)があらわした異色の『百人一首』注釈書。一首ごとに行きとどいた評釈がほどこされているのは言うまでもないが、それだけではない。歌人一人一人にまつわる興味ぶかいエピソードがふんだんに添えられていて、雅趣あふれる読物となっている。放浪の画家大石真虎えがく百余の挿絵もまた楽しい。 本 人文・思想・社会 文学 詩歌・俳諧 文庫 人文・思想・社会

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