ウェンテ シャルドネ "レトロ リミテッド リリース" セントラル コースト (正規品) Wente Chardonnay Retro Lited Release

≪「サクラ・アワード・2024」ゴールド・メダル受賞≫ ○[限定復刻盤]


ウェンテ シャルドネ "レトロ リミテッド リリース" セントラル コースト  (正規品) Wente Chardonnay Retro Lited Release

カリフォルニアワインのYANAGIYA

2,519 円 (税抜き)

その名も

レトロ ◎80年の時を跨ぐ、復刻スペシャル・エディション。 当店では、「日本一売れているカリ・シャル」こと『ブレッド&バター』よりも好評頂いております、人気No.1シャルドネ、『ウェンテ』。 実は本国での定価はウェンテのほうが上。より上質、よりおいしいのは当たり前でして、ウェンテ愛好家の皆様の鑑定眼(舌)は流石だなぁ…と日々感じております(^^ さて、そんなウェンテから今回ご用意させて頂いたのは、この見たこともないエチケットの『レトロ』なるシャルドネ。 リザーヴ格かと言えば、お値段はほぼ一緒。ただしラベル中央には

LMITED RELEASE

と刻まれています。これは一体??

レトロ("RETRO" Limite Release)

1920年から1933年にかけて施行された禁酒法により、アメリカのワイン産業は壊滅的な打撃を受けました。 製造ができなくなっただけではなく、何を原料としているかわかわからない粗悪な密造ワインが横行し、品質においても飲み手の信頼を失ったのです。 ウェンテはミサ用ワインの生産を許されたためワイン造りを継続できましたが、そういった粗悪品との差別化をはかるべく、1936年、カリフォルニアで初めて使用した葡萄品種をラベルに表記したヴァラエタルシリーズの生産を開始しました。 この『レトロ』は、当時のオマージュとして、1936年当時のラベルを復刻した、数量限定の特別記念ボトルなのだそうです。 仕様についても通常版と少し異なります。 ◎通常版→

ステンレスタンク50%+アメリカンオーク50%

◎レトロ→

ステンレスタンク10%+オーク樽90%

と、木樽の割合が増えており、熟成期間もほんの少しだけ延長されています。 なお、レトロが用いる木樽のうち、およそ7割がアメリカン・オークで、3割がフレンチ・オークとのこと。 用いる果実は通常版『モーニング・フォグ』同様、セントラル・コーストの100%自社畑産。シュール・リーで6ヶ月熟成。100%MLF。 不定期スペシャル・エディションのため、次回の発売、上陸が完全未定の単発輸入品です。 ◎試飲しました。

2023.8

私イナムラがまず仕様書を頂き、樽熟比率の大幅な引き上げを確認して感じたのは、「嗚呼ウェンテ、貴方もまた今流行りの樽々の流れに引っ張られてしまうのか…」というちょっと残念な思いでした。 しかし試飲すると…全く違いました。 樽の風味はむしろまだ抑えめで、トレンドへの迎合どころか、あくまで主導は透明感ある果実味とシャープな酸。 クリーンな洋ナシ、青りんご、ストーンフルーツに、高質感あるミネラル。瓜のようなグリーン・ノートもあり、実にドライな仕立て。お酒好きのワイン。 通常版モーニング・フォグより樽比率が高いとはいえ、一般的なカリ・シャルとしてはむしろ樽の甘味や柔らかさは控えめなほう。 私はモーニング・フォグにそこまでソフィスケートされたイメージを持っていませんでした。 ですがクラシックなレトロを飲むと、改めてモーニング・フォグのスタイルはちゃんと時代を意識してのものだったんだなぁ…と感じました。 ナチュラルな果実にあるのは果肉よりも果核のキレ。樽は感じさせつつ一定に抑え、むしろ酸味を意識した印象。 クリーンで、少し武骨で、硬質感ある辛口シャルドネ…これまた素敵な、「もうひとつの」ウェンテ!
●やっぱりウェンテは流石の「シャルドネ・スペシャリスト」でした…。なんだかウェンテがもっと好きになってしまった一本です。
■サクラ・アワード

Gold Medal

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