イングルヌック ソーヴィニヨン ブラン "ラザフォード" ナパ ヴァレー (正規品) Inglenook Sauvignon Blanc

≪コッポラ系ソーヴィニヨン・ブランの頂点≫ ○[WE93点/WS92点/JS92点]


イングルヌック ソーヴィニヨン ブラン "ラザフォード" ナパ ヴァレー  (正規品) Inglenook Sauvignon Blanc

カリフォルニアワインのYANAGIYA

7,678 円 (税抜き)


■ワインスエンシュージアスト誌93ポイント
■ワインスペクテイター誌92ポイント
■ジェームス・サックリング92ポイント ◎イングルヌック最新作、いよいよ…SBデビュー! 「イングルヌックの白」といえば、『ルビコン』のパートナー・ワインとして1999年に発売されたルーサンヌ×マルサンヌ×ヴィオニエの独自ブレンド、『ブランカヌー』(正規輸入元定価12,500円)があります。
■2017.9.5、マンダリン・オリエンタル東京にて開かれた、正規インポーターW社の試飲会場にてそのブランカヌーを発見。滅多に試飲機会の無いワインだから…と早速近くによると、ん?何か違和感が…。ラベルを良く見ると、そこにはブランカヌーではなく、ソーヴィニヨン・ブランの文字が。「イングルヌックからSBが出てたの!?」と驚きましたが、なんでも本国では’13年から、日本では’14年から発売が開始されていたとか。 更に驚いたのが、ブランカヌーの四割近くも安いというその価格。日本では滅多におめにかかれぬ "ラザフォード産" を謳うソーヴィニヨン・ブラン(他にはフロッグス・リープくらい?)であり、またイングルヌックという名を冠しながらのこの価格には喜ばしいものがあります。 詳細は後述しますが、その味わいは米国プレミアム系SBにありがちな、南国系果実バイ〜ンといったようなぽっちゃり系ではなく、ふくらみがありつつも実に品の良いSBとなっておりました。美味! オークヴィルが「ヴァレーの中のヴァレー」、スタッグス・リープ・ディストリクトが「カベルネの聖地」、プリチャード・ヒルが「玄人のための宝石箱」とするなら、「カベルネの里」と呼ばれるナパ中心地の1つがラザフォード。このイングルヌックを筆頭に、ボーリュー、フロッグス・リープ、ケイマス、フローラ・スプリングス、レイモンド、フリーマーク・アヴィらといった、ナパ隆盛の礎を築いた古くらの名門が協会メンバーに揃い、また近年では 『スケアクロウ』 & 『スローン』 といったパーカー100点の二大看板も誕生しました。 それだけに新規参入生産者が手掛けるのはやはりカベルネ。ラザフォード産果実を「使用」というレベルならまだしも、ラザフォード産「100%」を謳う新規ソーヴィニヨン・ブランの誕生とは、今の時代、かなりのレア・ケースとなっています。 ▼Inglenook Sauvignon Blanc そんな中、’13年にデビューを飾ったイングルヌックのソーヴィニヨン・ブランは、自社畑内は29号線沿いにある『タンク・ハウス・ブロック』からのものを使用。29号線を挟んで反対側にはボーリューのワイナリーがあり、西にはそのボーリューの『ジョルジ・ド・ラトゥール』の畑が広がるというラザフォードの超・一等地です。もし新規の生産者が同じ区画を手に入れたならば、植えられるのは間違いなくカベルネだったことでしょう。 近年の米国産高級系SBにありがちなセミヨンなどのブレンドやムスクの使用も無し。構成は81%ソーヴィニヨン・ブランに、19%ほどセミヨンをブレンド。 試飲しましたが、ふくよかで高級感ある膨らみはありながら、最近の米国産高級系SBにありがちな、やりすぎの過度(下品)な甘みが無く、対照的な実に上品なエレガンスが流れています。 更に見事であったのがその味わい深さで、横よりも奥への広がりを感じさせます。味わいに "にごり" があると、この奥への広がりは感じられません。そういった意味で、透明感と純粋さを存分に発揮した、イングルヌックらしい上質なSBと言えましょう。以下は醸造家のフィリップ・パスコールから。 ◎Wimaker's Note 「Vibrant citrus scents of Meyer lemon, tangerine, and lime zest are captured on the nose, along with floral citrus blossoms and a fresh mineral character. At first blush, there’s roundness on the palate. Then, its natural acidity grows and lends brightness to luscious flavors of white peach, pear, and pineapple before tropical notes of lychee and guava give way on the long, lingering finish.」 素材の良さを前面に出すため樽熟成はせず、100%ステンレス・タンクを使用。イングルヌック曰く、高い酸度と共に、情熱的な芳香と完熟果実の凝縮感という、例年に無い類稀なコンビネーションが備わった」と自負しています。上記マップにあるように、決して広くない区画のため、年産は≪750ケース≫程度。国内流通数量も限られています。
●近年あまり無かった、大物生産者からの高品質プレミアム・ソーヴィニヨン・ブランの新作…。エレガントなハイエンド系SB探しの選択肢にぜひお加え下さい。

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