スペンカー ジンファンデル "エステート ボトルド" ロダイ (正規品) Spenker Zinfandel Estate Bottled

≪旧定価5,170円より大幅プライスダウン!≫ ●


スペンカー ジンファンデル "エステート ボトルド" ロダイ  (正規品) Spenker Zinfandel Estate Bottled

カリフォルニアワインのYANAGIYA

5,148 円 (税抜き)


※前作’13年ではカリフォルニア・ステート・フェアにて見事

91点

を獲得、更には

Best of Class of Region

も受賞したスペンカーに、最新’14年が到着。今年も良い出来です。 (お陰様でランキング1・2フィニッシュ!/米国C.C.部門)
※ '09年よりラベル・デザインが新しくなりました。 ←上段が只今お届け中の新版、中・下段が旧デザインです。 ◎110年間、ジン一筋。 ’03年を以って葡萄樹の植え替えを行い、’04年〜’06年までは生産の無かったスペンカー・ジンファンデルは、悠久の時を経て’09年に「真の」復活を迎えました。真の…と申し上げるには理由があり、正確には’09がスペンカーの復活ヴィンテージというわけではありません。 ▼ラスティック・レッド?(Rustic Red Estate) 実はスペンカーの本国での生産復活は'07年ヴィンテージから。日本への輸入も、'08年から再開しておりました。 待ち望んだスペンカーの再来となった'08年。はやる気持ちを抑え、私どもは早速1本取り寄せて試飲に臨みました。…ところがその味わいは私どもが描くスペンカーのイメージとはかけ離れ、抜栓当日、そして数日後まで経過を見るも、残念ながらそこに面影や美味しさを汲み取ることはできませんでした。スペンカー自らもそれを察していたのでしょうか?名称には「ラスティック・レッド」(Rustic:ひなびた、純朴な、飾り気の無い、粗野な…などの意)とのサブ・タイトルが付けられ、ラベル・デザインにしても一新(左画像)。実際手にしてお飲みになり、嘗てのスペンカーとは全くの別物になっていた'08年に肩を落とされた方も少なくないはずです。私共もジンファンデル好きとして、カリフォルニア専門店として、そして何よりスペンカー愛好家として、このワインで「スペンカーの復活」を謳うこと、皆様に販売すること、ましてや推奨することはどうしても憚られ、弊社での取り扱いは見合わせ…とさせて頂きました。 しかしそこはジンのスペシャリスト、スペンカー。そんな "ラスティック" を間に経て到着した’09年にて、早くも軌道修正を行い、見事な復活劇を見せ付けてくれました。そしてこの度のご案内は、復活6年め’14年となります。 復活後のスペンカーは、嘗ての凝縮した過熟一歩手前のような、濃厚なエキスが噴出するような妖艶な姿ではなくなりました。美しい酸味、朗らかな爽やかさを打ち出しており、量感の中にむしろ洗練性や繊細さを表現する都会的スタイルになっています。しかしこの変化はトレンドを含めたスペンカーの "意図的なもの" と言えるかもしれません。 実際スペンカーでは以前よりも収穫タイミングを早め、樽を変更するなどの改良を加えており、良い意味でスリムになったこの綺麗な酒質や滑らかさは、彼らの「狙い」ともとれます。 グレードに関しては完全に蘇ったように見え、この味わいの舞い戻りのタイミングと同時に、’09年からのスペンカーは、名称から「ラスティック」の副題が取り除かれ、ラベル・デザインも旧型に近い、復刻版のようなデザインになりました。これをスペンカー自らの自信の回復…と見るのは邪推でしょうか。 それでももし嘗ての味わいとの差分を指摘する場合、できれば、この価格改定も考慮頂けると有難いです。旧5,170円から4,600円へのプライス・カットが実現しております。 ◎ヴィンテージが2014年になりました。

2020.11.5更新

(→'09年のお客様試飲では、その支持率にてメデューサ('06年)&リッジ・イースト・ベンチ('09年)にも勝利)。 一言で言えば、「美しく綺麗に熟成した」上質なジンファンデルです。 2020年のニューリリースで2014年が(本国でも)現行ヴィンテージという贅沢な時のふりかけを持ち、柔らかいタンニンは更にこなれ、シルキーなきめ細さを伴った奥深い深い旨みを発散させています。 あたかも長熟の梅酒が持つ、微かに甘いふくよかな梅の香味を持つ酸味もこの完熟ワインの複雑味を増長。 色合いに透明感を見せ、抑え気味の甘さを伴ったプラムやブラックチェリー、あるいはプルーンを感じさせるこの’14年も、嘗ての濃くローカルな甘味旨味のテイストとは対象的な、繊細でエレガントなスタイルを継続させています。 しっとり落ち着いた深く惹きつけられる熟女の魅力を出せるのはやはり一流の技といったところでしょうか。謳うのは凝縮感でもリッチさでもなく、しなやかなコクと深み。そんな妙技のジンファンデルをお楽しみ下さい。
●スペンカー自らも「This wine is Spenker Zin at its best.」と太鼓判。
■996本完売! 24本追加いたしました。

スペンカー

 ≪Spenker Winery≫
■悠久の時を経て……スペンカー、ここに復活。 ◎1903年創業、ジンのスペシャリストが迎えた宿命の刻。 造り手を問わず珍重される葡萄樹に "オールド・ヴァイン" があります。歳を重ねた所謂「古樹」というものは、地中深くに根を張り巡らせて大地の奥底から養分を吸い上げ、若い木では絶対に出せない魅惑の旨みを果実として実らせます。技術(人)や道具(樽など)はお金を出せば買えますが、樹齢ばかりはどうにもなりません。それを生み出すことが出来るのは唯一「時間」のみです。 ただし良いことばかりではありません。生命力あふれる若い樹とは異なり、高樹齢の葡萄樹は非常にデリケートで、丹念に手入れを行わないとたちまち駄目になってしまいます。また、その命は永遠ではありません。どんなに大切に扱っても寿命が来てしまうと満足な果実を実らせることが出来ず、植え替えを余儀なくされます。 2003年、そんな憂き目を迎えてしまった造り手がスペンカー。私イナムラ@てんちょが愛して止まぬ、素晴らしきジンファンデルの先駆者です。スペンカーが抱える葡萄樹は、最古のもので1902年植樹、つまり最高樹齢で優に100年を超えるという神秘のオールド・ヴァインでした。 もう何年前になるでしょう?確か、私イナムラ@てんちょがこのジンファンデルと初めて出会ったのは1990年代の後半だったと思います。飲んだ瞬間に恍惚感におそわれ、あまりのショッキングな美味しさから当時のNo.1お勧めジンファンデル…としてご紹介をスタートしました。今も残っている私イナムラの当時のご案内文章には、「これはロダイ地区から躍り出たスーパースターの卵です」と記してありました。 それから毎年ご案内を続け、累計販売本数は700本を突破。そして迎えた2003年ヴィンテージ…ワイン到着と同時に、残念な告知もが付随することとなりました。 今回スペンカーが誇るジンの100年古樹は、遂にその寿命を迎えてしまい、ワイナリーが満足行く果実を実らすこと事が出来なくなり、結果、植え替えを行うことが決定してしまったのです。2003年を最後に引き抜かれてしまったスペンカーの古木たち。ワインとしても'04年から'06年ヴィンテージは存在せず、'07年ヴィンテージより新しい葡萄樹から造られたスペンカーがリリースされました。ところが・・・(後半へ) ▼スペンカー・ワイナリー(Spenker Winery) ロダイで3代にわたってジンファンデルだけを栽培している夫婦二人三脚の、まじめで、まじめな、偉大なるグロウワー 『スペンカー』。1902年に設立者のフリッツ・スペンカー氏がロダイにジンの葡萄樹を植えたところからスタートします。1990年代まで、実に約90年間はワイナリーではなくグロウワー…ブドウ栽培一筋でした。一流は一流を呼び込むものです。彼らの素晴らしい果実は、ご存知


★★★★★

生産者 『ターリー』、パーカー曰く「恐るべきジンの道標」なる 『ロバート・ビアレ』、当店でもシリーズ1200本完売の 『ジェシーズ・グローヴ』 といったジンの達人達がこぞって買い付けに来るほどでした。1995年より満を持して自からの名でワインリリースを開始。デヴュー・ヴィンテージでいきなり

WS90点

を獲得し、グロウワーのみならずワイナリーとしてもスペンカーは一躍陽の目を浴びることとなります。 カリフォルニアの歴史的傑出年となった'97年ヴィンテージでは、「まるでターリーの双子の様相を呈している。」という当時のジン生産者としては最高のホメコトバにて賞賛され、価格はターリーの半分以下とあって大いにジン・ファンを喜ばせ、高品質のブティック・ワイナリーとして知られるようになりました。 しかしワイン造りが大きく取り上げられても、そのひたむきさや真面目さは全く変わりません。手掛けるジンは 『エステート・ボトルド』 これただ1銘柄だけ。その生産量もわずか≪1000ケース台≫のみという少なさ。造れば造っただけ売れるほどのワインです。ですが夫妻は自らの生産はこれだけに抑え、あとは変わらず周囲のワイナリーのために、その声に耳を傾けて葡萄を育て、出荷を続けてきました。彼らのワインがどれだけ有名になっても、スペンカー・ファミリーはあくまで "栽培家" を自負しています。 '07年に復活したスペンカーでしたが、この年は日本への輸入は無し。待望の国内復活は'08年ヴィンテージからでした。輸入再開報を受けた私共は、飛びつくように試飲させて頂きました。が……残念ながらその味わいに、スペンカーの面影は残されていませんでした。 スペンカー自らもそれを判っていたのでしょうか?ワイン名称もラベルも変えてリリースされ(詳細後述)、全くの別物となってしまった'08年スペンカー。私共はこれを "スペンカーの復活" とはとても申し上げることができず、ただただ残念な想いに苛まれました。「もうあの味わいが帰ってくることは無いのだろか…」と寂しさに包まれながらも迎えた最新2009年ヴィンテージ。 スペンカーは、やってくれました。 ◎スペンカー、「真の」復活。 凝縮感や嘗てのマロ味などはまだまだこれから…(或いは意図的なスタイルの変遷)と見え、全体的にスリムかつ軽快にはなってはいます。しかし小慣れたきめ細やかなタンニン、それ自体が持つ果実味の旨味などは確かにスペンカーのもの。そして味わいの差分はきっちり価格にも反映されています。定価ベースで旧4,700円より1,200円の値下げが実現しております。 これならば単純にこの価格帯のジンファンデルとして確実にオススメできるものであり、またこの味わいの "舞い戻り" を自ら実感してのことか、「スペンカー・ラベル」もまた帰ってきました。更なる樹齢の積み重ねを経て、スペンカーは益々スペンカーらしさを取り戻していくものと思いますが、、、
●当店では「2009年を以って」スペンカーの復活とさせて頂きます。

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