ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ『オー・ヴァロン』 750ml ミシェル・グロ


ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ『オー・ヴァロン』  750ml ミシェル・グロ

割田屋【わりでんや】

5,335 円 (税抜き)

リアルワインガイド84号より ≪今飲んで:90点 ポテンシャル:90+点 飲み頃:今~2043≫前銘柄(ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ)より香りがほんの少し集中してきて、赤と黒の中間の果実香のミネラリーないい香り。口に含むとACブルと同様の味の凝縮感があり、とても美味しい。この味わいもプチV・Rだ。そして高地らしい酸が伸び、フレッシュ感もしっかり。これは美味しい。ミシェル・グロのオート・コートは近年いつも美味しいけど、この21年もヴィンテージのエレガンスが反映された文句なしの出来栄え。〈23年6月試飲〉

リアルワインガイド84号より抜粋

ブルゴーニュ全体の模範となるミシェル・グロ。それはACヴォーヌ・ロマネの模範でもある。そしてこの21年ヴィンテージを試飲して思ったことは、毎ヴィンテージスタイルの模範でもあるということ。1本目のACブルの香りをとり、口に含むと21年ヴィンテージの写し鏡のようなスタイルと品質だ。ともかくエレガントでブルゴーニュしており、やや薄めの液体に味がギュッと詰まり、その味わいが凝縮している。その味わいとは、適切なボリュームの果実味と熟して円くて美しく伸びる酸、濃くないので例年より表現されているミネラル感、まるでないかのように液体に溶け込んでいる柔らかいタンニンなどから生まれる複雑な果実味だ。そしてそれらの各要素の調和がとれ、その結果として滑らかで柔らかくてみずみずしい液体の質感となっている。また、各要素のバランスが良いから長く熟成する。  なんかまるで黄金のヴィンテージのような説明となっているが、実際そうなのだ。いぜんもどこかで似たようなことを書いたけど、ブルゴーニュワインに強さや濃厚さを求める人には物足りないだろう。しかし、ワインにエレガンス、バランスの良さ、ミネラリーさ、そして最も大切な美味しさを求める人には最高のヴィンテージだ。ただし難しい気象状況から生産者間でクオリティに大きな差がある。つまり天候の年ではなく、生産者の年。素晴らしいところ、フツーのところ、イマイチなところと造り手の技量にかかっている。もちろんミシェル・グロは素晴らしいところであり、ワイン全てがいちいち美味しい。

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