ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ ブーズロン 750ml (白ワイン)

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ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ ブーズロン 750ml (白ワイン)

ウメムラ Wine Cellar

4,580 円 (税抜き)

アリゴテ種唯一の村名ブーズロンになる「金のアリゴテ」から造られる、厚みと複雑さを備えた素晴らしい1本! 名門ドメーヌ ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者であるオベール・ド・ヴィレーヌ氏がDRCの経営を継ぐ前の1971年に設立したドメーヌです。ド・ヴィレーヌ氏はDRCの経営を継ぐ以前、父親から「自分の力でドメーヌを興してみなさい」という指示を受け、自らのワイン造りに挑戦します。その舞台として選んだのが、ブルゴーニュワインの本場コート・ドールを外れた、コート・シャロネーズ地区最北に位置するブーズロン村でした。 村の名をAOCに冠することさえ許されていなかったという貧しい村でしたが、ド・ヴィレーヌ氏が、その土地のテロワールとアリゴテの相性を見出し、素晴らしいワインを仕立てはじめると一躍、「ブーズロンAC」 はアリゴテ種唯一の村名ACとして認められ、ドメーヌ・ド・ヴィレーヌはアリゴテ種の個性と魅力を世界に知らしめたワイナリーとしてその名を広く知られるようになりました。現在は、ド・ヴィレーヌ氏の甥であるピエール・ド・ブノワ氏が主体となりワイン造りを行っています。 「ブーズロン」は、このドメーヌのアイコンともいえるワインです。アリゴテから造られる村名クラスの唯一のAOCであり、その制定を強く働きかけたのが、当主のオベール・ド・ヴィレーヌである。コート・ドールで一般的なアリゴテ・ベールではなく、より樹勢が低く、良質のブドウを実らせるアリゴテ・ドールが植えられている。とてもアリゴテとは思えないほどの厚みと複雑さを備え、酸味は穏やかでフィネスとともにまろやかさが感じられる。 ブーズロンは早飲みの印象がありますが、このドメーヌのブーズロンは良年であれば10年程度熟成させることができます。他のブルゴーニュよりも低い12~13℃が適温のため、ワインクーラーに入れてもブーズロンとわかるために、ボトルに「BOUZERON」と書かれています。
■テクニカル情報
■ 除梗の割合:無除梗 発酵(樽/タンク):大樽 使用酵母:天然酵母 マロラクティック発酵の有無:する 所有面積:10ha 土壌:粘土石灰質 ぶどう品種(セパージュ):Aligote Dore 100% ぶどうの仕立て:ゴブレ 平均樹齢:55年 収穫量:45~55hl/ha 収穫方法:手摘み 農法:ビオロジック(1986年から) BIO認証団体:カリテ・フランス(1997年) DOMANE DE VILLAINE Bouzeron ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ ブーズロン 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・シャロネーズ ブーズロン 原産地呼称:AOC. BOUZERON ぶどう品種:アリゴテ 100% アルコール度数:13.5% 味わい:白ワイン 辛口 ジェームス・サックリング:91 ポイント DOMAINE DE VILLAINE BOUZERON 2020 Thursday, September 29, 2022 CountryFrance RegionBurgundy Vintage2020 Score 91 This aligote offers sophisticated refreshment. Very fresh nose of lemon zest, flint and a slew of fresh garden herbs. Sleek and racy, with a lovely balance of creaminess from sur-lie maturation, zesty acidity and salty minerality. From organically grown grapes. Drink now. ワインアドヴォケイト:90 ポイント Rating 90 Drink Date 2021 - 2040 Reviewed by William Kelley Issue Date 26th Aug 2022 Source August 2022 Week 4, The Wine Advocate Aromas of green apple, freshly baked bread, mint and beeswax introduce the 2020 Bouzeron, a medium to full-bodied, satiny and incisive wine with a lively spine of acidity, chalky structure and a saline finish. After the unusually rich, concentrated 2019, the 2020 marks a return to a more classically proportioned Bouzeron from de Villaine.A et P de VILLAINE / オベール・エ・パメラ・ド・ヴィレーヌロマネ=コンティの経営者が生み出す、群を抜くアリゴテドメーヌ・ド・ラ・ロマネ=コンティ社の経営者が運営するドメーヌ。ドメーヌの名称のAはオーベールの頭文字で、Pは伴侶パメラの頭文字。現在ドメーヌを取り仕切るのは当主オーベールと甥にあたる30代半ばのピエール・ド・ブノワ オーベールの妹の息子で、サンセール出身。20ヘクタール弱と大きめのドメーヌの半分以上を占めるのはブズロン。ブズロンはシャロネーズ地区の最北端に位置し、アリゴテ種のワインのみがこのアペラシオン(1997年、それまでのブルゴーニュ・アリゴテ・ド・ブズロンから単独のブズロンに格上げとなった)を名乗れ、広さは60ヘクタールほどと非常に小さい。畑は270メートルから350メートルの斜面にあり、コート=ドールに較べ若干高めの標高だが、そのテロワールはコート=ドール、なかでもアロース=コルトンによく似た地質の構成となっている。ドメーヌでは最大限テロワールを生かす取り組みがなされていて、現在ぶどうの栽培は完璧なビオ。1986年よりビオロジークでの耕作を開始、10年後の1996年には正式な認証を得ている。選果は畑でしっかりおこない、白は温度コントロールされたイノックスのタンクでアルコール発酵、その後、フードルと若干のピエスで熟成。赤の醸しは木製の開放の大桶で、ピジャージュも人手、その後ピエスで熟成――新樽の割合はヴィンテージ毎で様々――、そしてフィルターをかけずに瓶詰め。SO2の使用比率も低く抑えているのが、味わいからも体感できる。フラッグシップのブズロンは素直な果実風味に溢れた滑らかな味わいのワインで、アリゴテ種独特の酸味も他の要素とうまくバランスされ、非常に心地よい仕上がりとなっている。ブルゴーニュ・コート・シャロネーズ(それぞれのラベルに記されているクルー、ディゴワーヌ、フォルテュヌはリュー=ディの名称)は赤、白ともにブズロンのすぐ南の斜面から生まれるが、どれも構成要素にまとまりの感じられる調和のとれたもので、アフターもしっかり。このドメーヌがいかにバランスに重きをおくか、ブズロン同様十分に納得できるもの。リュリーは、南のマコン、プイィ=フュイッセとは明らかに異なる酒質で、例えればピュリニーのキャラクターを多少細身にしたタイプ。リリースされてすぐよりも多少熟成させてからのほうが、その持ち味が開花する。またメルキュレでは、ニュイ=サン=ジョルジュに由来するピノ・ファンの株を用いていて、コート・ド-ルの赤と同じく、15年から20年の熟成は楽に可能。ともかく赤、白ともに、いかにワインにテロワールを表現させるかという点においての仕事は、経営者として携わっているDRCと同列にあることを強く感じさせてくれる水準の高さ。ブズロンのエキスパートとして、その酒質には端倪すべからざるものがあるドメーヌだが、なぜか品切れになるのは赤からなのである。

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