ミルラ 没薬 もつやく
ソマリアの3m近く成長する低木で、カンラン科ミルラ属の樹皮より採取するとても粘り気のあるオイルです。 樹皮に刻みをいれると、ガム樹皮がにじみ出し、これを乾かした樹脂を蒸留してミルラオイルを取り出します。 古代エジプトでは、正午になると太陽神(ラー)に捧げた香りと言われています。 また、ミイラ作りやキリスト誕生の際に東方の使者の貢物の中に偉大な医者の証としてミルラが含まれていたそうで、ミイラの語源ともいわれております。 独特のスパイスのようで、わずかに樹脂の香りが特徴です。 精油のブレンドにほんの1滴加えるだけで香りに深みがでてきます。 固まりやすい性質のオイルなので寒い時期など精油ビンから出にくい場合は手で精油ビンを覆い温めてあげると少しずつ溶け出して出やすくなってきます。 Commiphora molmol ゴム状樹脂 水蒸気蒸留法 ソマリア 3.5ml 10ml 30ml