9,240 円 （税抜き）
収録内容
■京都法然院 いのちの庭 京都、東山山麓にひっそりと佇む古刹・法然院。比叡山へと36の山々が連なる東山は、自然が色濃く残る場所だ。池では珍しいモリアオガエル、タゴガエルが繁殖し、それらの小さな生き物を糧にアオバズク、オオルリ、サンコウチョウなどの渡り鳥が繁殖に訪れる。境内の花や果実はムササビの子育てを支え、イノシシやタヌキも食べに来る。地表のコケにも、クマムシ、ワムシなど微生物の連鎖の宇宙が広がっている。 庭園の四季と美しい仏事の光景を織り交ぜながら、驚きと感動に満ちたいのちの繋がりを見つめる。
■世界自然遺産 知床 角がつなぐ！エゾシカ 命の物語 知床では、流氷の海から、原生林、草原、そして高山まで、多様な自然環境が凝縮し、ヒグマやシマフクロウなど大型の野生動物が暮らす。ここで大繁栄を遂げているのがエゾシカ。最大150kgになり、オスは70cmもの巨大な角を振りかざす。 秋、オスはこの角をぶつけ合い、メスをかけた決闘を繰り広げる。初夏、闘いに勝ったオスの子を、メスは出産する。メスは森の環境を存分に利用して子ジカを育てあげていく。長期の撮影を続けた結果、武器となる角を落とし苦難に直面しながらも再び角を伸ばす懸命なオスの姿、森を隠れみのに数々の試練を乗り越える子ジカなど、これまで見えなかった生態も映像化に成功した。
■世界自然遺産 小笠原諸島 絶海の楽園に奇跡の進化を見た 小笠原諸島は、約4千万年前に島が誕生して以来、一度も陸とつながったことがなく、生き物たちが独自の進化を遂げてきた“東洋のガラパゴス”だ。島の固有種は、暮らしぶりもユニーク。過保護に子育てする鳥メグロ、体に比べて巨大な卵を2つだけ産むカタツムリ、ミツバチの代わりに専属の小さなハチに受粉させる植物など珍しい生態を見せる。この島の生き物たちのくらしに密着し、小動物の詳細な生態を捉える“虫の目レンズ”や、成長する植物を動物のように見せる“コマ撮り”など最新の特殊撮影技術を駆使し、小笠原独自の進化を視覚的にわかりやすく“絵解き”し、進化の謎に迫る。 ○2010～2013年 放送
特 典
■映像特典
●スペクタクル映像集（BGV）
●番組予告
■封入特典
●解説リーフレット 長沼毅氏（広島大学准教授、地球の辺境を放浪する科学者）の特別寄稿、ディレクターのフィールドリポートなど