◎ジュリアン・スカール ボーン・オブ・ファイヤー シラー(赤) 750ml


◎ジュリアン・スカール ボーン・オブ・ファイヤー シラー(赤) 750ml

佐野屋〜日本酒・ワイン通販専門店

3,300 円 (税抜き)

《長年の夢を叶えたオーガニック・ワイン》ジュリアン・スカールは「フライング・ワインメーカー」と呼ばれる造り手。飛行機で世界を飛び回るワイン・コンサルタントを指す場合が多いですが、南半球と北半球が季節が逆なのを利用して2つの産地で造る造り手もいます。ジュリアンは後者のフランス人で、フランスのアルザスと南アフリカでワインを造っています。当初、南アフリカでは当店でもお馴染みのニュートン・ジョンソンやポール・クルーヴァーからブドウを買い入れ、シャルドネのみを造っていました。今回新たにご紹介するのは、新しいブランド「ボーン・オブ・ファイア」。彼と、奥様で同じく醸造家のソフィアさんの夢だったオーガニック・ワインです。これが赤白揃ってとても良いんです!エンボス加工で南アフリカの花々が描かれた白いラベルと封印シール。ルックスも印象的で、繊細なワイン造りそのままを表現したような佇まいも◎今後、ジュリアン・スカール・シリーズは冷涼気候のエルギンやウォーカー・ベイのシャルドネやピノ・ノワールを。ボーン・オブ・ファイヤーは、全く気候が違うスワートランドの畑との相性が非常に良いシラーやシュナン・ブランのオーガニック・ブドウを使用したワインを造っていくそうです。《シニアソムリエまーちゃんのテイスティング》2日に分けて飲んだのですが、1本で2度美味しいワインです!試飲会でエレガントな感じが気に入って仕入れました。家で改めて開けた1日目の印象は、試飲会と同様に柔らかで上品なシラーという感じ。2日目にはその上品さに加えてシラーらしい力強さが増していました。ゆったり時間をかけて飲んで味わいの変化を楽しんでください。1日で飲み切るなら、大きめのグラスで空気に触れさせながら変化を感じてみてくださいね。濃い色合いの赤紫。ブルーベリーやダークチェリー、熟したプラムを思わせる力強い果実香。また、ホワイトペッパーのような軽く爽やかなスパイシー感もあり、複雑な香り。果実味がしっかり凝縮し、柔らかで丸みのある力強さあり。1日目に感じた上品な印象に、2日目には弾力が加わったような上質感も。果実味に加えて、ダークチョコっぽさも感じられます。若さを感じる明るいキャラクターながら、タンニンは尖りや青さはなくきれいに溶け込んでいます。柔らかな酸のバランスも大変良く、滑らかでグラスが思わず進んでしまう美味しさ。ローストビーフやステーキなどの牛肉料理はもちろんのこと、様々な肉料理に幅広く合わせてみてください。お肉をたっぷり入れたミートソースのパスタもお薦め。トマト味に心地よい柔らかな酸味にが合うと思います。旨みがのっているのて、またどっしりと重すぎないミディアム寄りのフルボディ。このため、ワインだけでも、スナック類程度でも十分楽しめる味わいです。畑:海岸から40km以内の場所になり冷涼な風が吹く。粘土と頁岩土壌。早朝の涼しい時間に収穫。醸造・熟成:2週間の自然発酵の後、300Lのオーク樽で熟成12ヶ月。《ボーン・オブ・ファイヤー=火によって育ち、増え、生きる》ケープ地方は植物の王国。南ア独自の何千もの植物の故郷で、フィンボス(ケープ語で「細かい茂み」)という植生で構成されています。日本の花屋さんでも目にするプロテアなどのフィンボス植物が、種子を放ち活性化するには火が必要です。火によって新しい花が育ち、増殖と生存が保障されるのです。「ボーン・オブ・ファイヤー」は、この地方の自然を守りリスペクトすることが大切であるというジュリアンの思いで名付けられ、人工的な化学肥料、農薬、除草剤の使用を排除した有機農業の原則に従って造られています。その目的は、高品質のワインを生産し、テロワールの表現を大切にすることであり、土壌、気候、植物間のポジティブな相互作用を促進すること。目指すところは、高品質で価格価値があり、土壌や気候、テロワールを表現したワインをつくること。《フランスと南アフリカで醸造するフライング・ワインメーカー!》フランス・アルザスのグランクリュ・ワインメーカーのジュリアン・スカールは、2003年に南アフリカ・ウォーカーベイ地区のブシャル・フィンレーソンの収穫を手伝いに来た際、南アフリカの冷涼地区、特にエルギン、オーバーバーグ、ウォーカーベイ、ヘメル・アン・アード地区のシャルドネのポテンシャルに衝撃を受けました。ジュリアンは、地域や土壌、気候の違いによってワインの味わいが変わることに魅了され、そのテロワールの違いを自分のワインで表現してみたいと奮起。翌2004年に南アフリカに戻り、ニュートン・ジョンソンのオーナーを説得。彼の支援を受け、南アフリカでジュリアンの新しいワインを作るプロジェクトがスタート。2005年、最初のジュリアン・スカール・ワインが誕生。2013年には、ブルゴーニュのワイン・スクールを卒業したソフィが加わり、現在はアルザスと南アフリカをシーズンごとに行き来しています。(南アフリカでの醸造はポール・クルーバーのセラーを借りています。) 

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