LE PETIT HAUT LAFITTEル・プティ・オー・ラフィットは、グラーヴ格付けを誇り、特に2000年以降のヴィンテージにおける評価はペサック・レオニャンの最上ワインの一つであるとまで言われているシャトー・スミス・オー・ラフィットのセカンドワインです。 1990年から、現オーナーであるダニエル・カティアール氏がオーナーとなり、ワインの品質向上のための改革が次々と行われました。最新技術の設備の導入と同時に、伝統的な醸造技術、有機コンポストの導入、手摘みの収穫を復活させ、自社畑の30％ものぶどう木を植え替え、さらには、1995年にシャトー内に樽製造所までも造りました。この当時、ボルドーで樽製造所を所有するシャトーは、シャトー・スミス・オー・ラフィット、シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・マルゴーのみでした。シャトー内に樽製造所を所有し、専門のスタッフを抱えているからこそ、ブドウの出来によってヴィンテージごとにトーストの度合いを変えるなど、他のシャトーよりもさらに細かいケアを行えることで完成度の高い味わいを実現しています。 スミス・オー・ラフィットのセカンドワインは2種類あり、カベルネソーヴィニヨン主体で造られる赤と、ソーヴィニヨン・ブラン主体の白があります。醸造工程はファーストと同じで、エレガントでバランスが優れたファーストを感じさせる仕上がりです。 セカンドワインというには贅沢過ぎるセカンドワイン。濃い紫色。カシス、杉のようなスパイス、タバコの葉、オークの香りが広がります。ミディアムからフルボディ、生き生きとしていて、凝縮感、複雑さもあり、バランスのとれた口当たり。そして素晴らしいフィニッシュを持っています。-----------------------------------------------------------------------
