[あす楽]恋のお酒アマレット
DISARONNO AMARETTOアマレットの起源はイタリアはルネッサンス時代。1525年、レオナルド・ダ・ヴィンチの門人といわれているベルナルディオ・ルイーニという画家がサローノ町にあるサンタ・マリア・デッレ・ミラーコリ教会の聖堂に東方3博士の礼拝のフレスコ画を描きにきました。その絵を作成中、ベルナルディオは町の小さな宿屋に滞在しました。そこの女主人は美しく若い未亡人。彼女のあまりの美しさと信心深さに魅せられた彼は、彼女を制作中のフレスコ画のマリア様のモデルとしました。一方、その栄誉に浴した女主人は、なんとか感謝の気持ちを画家に表したいと思いましたが、未亡人として非常に困窮した生活を送っていた彼女には、高価な贈り物をするだけのゆとりはありませんでした。そこで、せめてもの感謝の印として彼女は手一杯の杏の核をブランデーに漬け込み、かすかに甘く、美しい琥珀色のお酒を造りました。画家はその彼女の優しさに心打たれ、やがてこのお酒は2人の恋の印として知られるようになったのです。これが、“アマレット”の起源で恋のお酒と言われる所以ともいわれています。あんずの核から抽出されたオイルを原料に造られる、アーモンドの風味が特徴のリキュールです。現在ではよく見かけるアマレットですが、オリジナルはこのディサローノであり、元祖らしいバランスのとれた風味に仕上がっています。-----------------------------------------------------------------------