女を書けない文豪たち イタリア人が偏愛する日本近現代文学

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女を書けない文豪たち イタリア人が偏愛する日本近現代文学

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1,815 円 (税抜き)

『舞姫』『こころ』『真珠夫人』etc.ああも女心をわからないのは、なぜ??古典文学ではあんなに巧みだったのに(嘆)日本文学を偏愛し、恋愛下手も自認する翻訳者が文学史の誇る「最もくどくてどうしようもない男」たちから謎に迫る。近現代文学はロマンチックラブとの格闘史だ!の在り方が変わった近代。名作を誰もが持つロマンスの黒歴史から読み直すと、偉い「文豪」でなく、恋愛下手で頭にもくるけど可愛らしい「男」たちの素顔が見えてくる。古典文学の超訳で知られる著者だが、最も読み込んできたのは近現代文学。文学史の誇る「最もくどくてどうしようもない男」たちを、誰もが持つロマンスの黒歴史から読み直し、日本人の恋愛史まで浮かび上がらせる。未読でも既読でも楽しめる、ロマンスで読み解く日本近現代文学。

目次

はじめに第一部 恋に恋してるだけ 泣き止めばケロッとするオトコたち 元カノって、忘れなきゃダメですかーー『舞姫』 ママの呪縛ーー『不如帰』 妄想こそはオジサンの生きる道ーー『蒲団』第二部 結局のところ、俺様が主人公 意識高い系の憂鬱に悩むオトコたち 大人のこころの謎解きーー夏目漱石『こころ』 妖婦は男性によって創られたーー谷崎潤一郎『痴人の愛』 男性重視はどうにも隠せないーー太宰治『ヴィヨンの妻』 女を・棄てた・遠藤周作ーー遠藤周作『わたしが・棄てた・女』第三部 とことんウザい いつまでも諦めないオトコたち ロマンチック・ラブという「病」ーー尾崎紅葉『金色夜叉』 「新しい女」まで後一歩は本当か?ーー菊池寛『真珠夫人』 ほんとうに怖い恋愛の話ーー江戸川乱歩『人でなしの恋』おわりに参考文献一覧画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。
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