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※PDF版をご希望の方は Gihyo Disital Publishing ( gihyo.jp/mk/dp/ebook/2020/978-4-297-11292-9 )も合わせてご覧ください。 SAMファミリはARM Cortex M0+をコアとしたARMマイコンの1つで、Microchip Technology社が発売している32ビットマイコンです。PICマイコンの統合開発環境であるMPLAB X IDEがSAMファミリでも使えるようになり、8ビットマイコンのように手軽に開発できるようになりました。 本書では、MPLAB X IDEに組み込んで使えるフレームワーク「Harmony v3」を使って、できるだけ簡単に高機能なプログラムを作成する方法を解説しています。Harmony v3を使えば、入出力ピンやタイマ、シリアル通信、ADコンバータなどの周辺モジュールはもちろん、USBゲスト/ホスト、ファイルシステムを使ったアプリケーションまで、GUIベースで簡単に作成できます。掲載した作例は、各機能を試すためのトレーニングボードや、SDカードを使ったデータロガー、センサのデータをクラウドに送信するIoTセンサ、リチウムイオン電池充電マネージャ、蛍光表示管時計です。SAMファミリを使って、高性能な32ビットマイコンを体感してみましょう！ （こんな方におすすめ） ・ARMコアの32ビットマイコンでなにか作ってみたい方 ・自作デバイスでSDカードやUSBホスト/ゲストを使いたい方 （目次） 第1章 SAMファミリの概要 1-1 SAMファミリとは 1-2 ARMアーキテクチャの種類と特徴 1-3 SAMファミリの種類と特徴 第2章 SAM D21ファミリのアーキテクチャ 2-1 SAM D21ファミリの特徴 2-2 全体構成とバスマトリクス 2-3 メモリ構成と書き込みインターフェース 2-4 電源供給方法 2-5 クロックシステムとSYSCTRL 2-6 割り込みシステム 2-7 WDT 2-8 DMAモジュール 2-9 入出力ピン（GPIO）の構成 2-10 イベントシステム 2-11 周辺モジュールとピン割り付け 第3章 トレーニングボードの製作 3-1 トレーニングボードの全体構成と仕様 3-2 主要部品の概要 3-3 回路設計組み立て 第4章 プログラム開発環境とインストール方法 4-1 プログラム開発環境概要 4-2 MPLAB X IDEとMPLAB XC32の入手とインストール 4-3 MPLAB Harmony v3のインストール 第5章 MHCを使ったプログラム開発方法 5-1 Harmonyを使ったプログラムの構成 5-2 例題プログラムの機能 5-3 MPLAB X IDEによるプロジェクトの作成 5-4 MHCによる周辺モジュールの設定 5-5 ユーザーアプリ部の作成 5-6 PICkit 4 による実機デバッグ 第6章 周辺モジュールの使い方 6-1 入出力ピン（GPIO）と外部割り込み（EIC）の使い方 6-2 タイマ（TCx）の使い方 6-3 制御用タイマ（TCCx）の使い方 6-4 RTCの使い方 6-5 SERCOMの機能と特徴 6-6 SERCOM USARTの使い方 6-7 SERCOM I2Cの使い方 6-8 SERCOM SPIの使い方 6-9 ADコンバータの使い方 6-10 アナログコンパレータの使い方 6-11 DAコンバータの使い方 6-12 DMAとイベントの使い方 第7章 ミドルウェアとドライバの使い方 7-1 ミドルウェアとドライバ 7-2 Timeライブラリの使い方 7-3 ファイルシステムの使い方 7-4 USBライブラリの使い方（CDCスレーブ） 7-5 USBライブラリの使い方（MSDホスト） 第8章 実際の製作例 8-1 データロガーの製作 8-2 IoT センサの製作 8-3 充電マネージャの製作 8-4 蛍光表示管時計の製作 付録A マイコンのはんだ付け方法画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。
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