20ヴォルネィ・プルミエ・クリュ ”カイユレ”/マルキ・ダンジェルヴィーユ


20ヴォルネィ・プルミエ・クリュ ”カイユレ”/マルキ・ダンジェルヴィーユ

金沢マル源酒店

29,000 円 (税抜き)

フランス:ブルゴーニュ

AOCヴォルネイ・プルミエ・クリュ

品種:ピノ・ノワール

アルコール度数:13.5%

容量:750ml

広さは約0.65haで小砂利と赤い粘土質の痩せた土壌、 1998年と2002年に植え替えをしていて若木の多い区画。 小石の割合が多いので鉱物的なミネラル がワインからも良く感じられます。 また、繊細さと力強さが共存していて バランスがとても良いワインです。 2012年ヴィンテージから新たに購入した樹齢約60年の区画 も混ぜているので少しリッチでまろやかになっています。Marquis D’Angerville マルキ・ダンジェルヴィーユ       真のブルゴーニュ好きに飲んでほしい! コート・ド・ボーヌの傑出ドメーヌ! このドメーヌは約200年に渡り、ヴォルネーでワインを造り続けています。 1906年からINAO(フランス原産地呼称統制協会)の創立メンバーの1人であるマルキ・ダンジェルヴィーユ氏がドメーヌの仕事を引き継ぎ、フィロキセラの被害にあった葡萄畑の再建に尽力しました。 1952年には息子のジャック・ダンジェルヴィーユ氏(現当主ギョーム・ダンジェルヴィーユ氏の父親)がドメーヌを継ぎ、父同様に品質を重視したワイン造りを続け、また様々なワイン関連機関の設立に貢献しました。 ジャック氏の他界後、2003年から息子のギョーム氏がドメーヌを引き継ぎ、ジャック氏と15年間共に仕事をしてきた農業技師であるルノー ド・ヴィレット氏の助力を借りながらワイン造りを行っていましたが、ヴィレット氏が定年退職したため、プレモー プリセイ村にある「Maison Ambroise(メゾン アンブロワーズ)」で醸造を担当していたフランソワ デュヴィヴィエ氏が2005年から当ドメーヌに加入して現在では畑と醸造管理を任されています。 ドメーヌの「偉大なワインは葡萄の収量を制限した収穫から生まれる」という理念に基づき、1株につき6房に抑えて凝縮した質の高い葡萄を作っています。 現在は約15haの畑を所有し、丁寧に耕作されている排水の良い石灰泥灰土壌にたくさんの古木が地中深くにまで根を下ろして、様々な要素を葡萄に与えています。 2006年ヴィンテージから毎年25%の割合でビオディナミに移行しており、2009年ヴィンテージからすべてビオディナミによる造りになりました。 ビオディナミを導入したきっかけは自然へのリスペクトと土壌を元へ戻すためです。以前は化学肥料を使っていた影響から地中の生物が居なくなり土壌が固くなってしまっていたので、地中の生物を活性化させて土が柔らかくなって呼吸をするようになり、より素晴らしい葡萄ができて良いワインを造ることができると考えたからです。 収穫は全て手摘みで除梗も100%行われます。醗酵前に低温で果皮浸漬を行い、温度管理がしやすく、外気との遮断が容易という理由から、アルコール醗酵は木製の開放桶で約14日間行います。果皮や種からタンニンを抽出しすぎないように櫂入れは行わず液循環のみ実施。 熟成は228Lの樫樽で15~18か月間行われ、年にもよりますが新樽比率は約15~25%になります。 また、白において2006年から醸造方法をかなり変えていて、昔はステンレスタンクでアルコール醗酵を行ってから樽に移していましたが、今はアルコール醗酵から樽を使用をしてそのまま熟成させています。瓶詰前に軽くコラージュとフィルターを行います。(輸入元フィネス「生産者資料」より) 16世紀に建てられたブルゴーニュ公のお城のひとつをワイナリーにする、元ノルマンディ貴族のドメーヌ。 ネゴシアンに樽売りが普通だった時代に、ドメーヌ元詰めをいち早く行い、混ざり物の横行を防ぎ、ヴォルネィ村のワインのレベルを向上した恩人でもあります。 最高の畑を含むヴォルネィの中心にある畑から造られるワインは、 コート・ド・ボーヌにおける最優良品の一つです ワインは優れたテロワールを感じさせる強さがありながら、優美で洗練された独特の艶やかさと滑らかさを兼ね備えています♪ ブルゴーニュでは数少ないポンピング・オーバーやたった8~10日間の非常に短期間のマセラシオン、フリーランのみの使用という独特の醸造技術がこの味わいを造り出すのだと思われます。 若い内は、力強さを強く感じるかもしれませんが、熟成してくると、中から湧き出すような艶やかさをみせてくれます♪♪

輸入元:フィネス

*************************** 2020年について *************************** 冬はとても暖かく最低気温が氷点下になったのはたった7日間だけだった。 1月は乾燥していたが、2月から3月に掛けては雨の日が多く、例年よりも 90mmも多い降水量があったので地中に蓄えられた水分量は十分だった。 3月10日頃には天候は回復し、風が強く吹いた影響もあって乾燥してくれたので 葡萄の生育は過去最高に早熟な傾向になった。4月も暖かく乾燥していたので 葡萄の成長はさらに加速し、例年の1.5倍の日照量があったので5月中旬には 開花が始まった。6月には雨が降って気温が下がったが葡萄の成長は止まらず、 7月上旬には色付いた房が見られるようになった。2020年ヴィンテージの収穫は ドメーヌ史上最も早い8月19日からで健康的な葡萄が収穫できた。 なめらかで控えめながらも骨格はしっかりとしており、 タンニンも良く熟して酸味もある完璧なバランスになっている。 (参照:輸入元フィネス「生産者資料」より) ***********************************************************************    

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