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リックスレッドの果実は短く丸みを帯びています。成長はゆっくりですが果肉は非常に濃い赤色で優れた品種で、どんな食品と組み合わせても目立ちます。味はわずかに苦くグレープフルーツの完熟期のようにマイルドでです。樹形は密で成長は中程度です。果実の長さ5〜7cmの円筒形、重さは10〜20g程度。ライムのような酸味があり粒状の果肉とその食感から「キャビア・ライム」とも呼ばれています。フィンガーライムは原産地では熱帯雨林の中に生える低木だったため耐陰性もありますが、十分な収穫を得るためにはたっぷり日光にあてる事が重要です。 耐寒性は−4〜−5℃程度と言われており、栽培経験上かなり耐寒性はありますが冬場地面が凍結するような地域では、冬は屋内栽培するか加温設備内での栽培が無難です。 酸味は強すぎず、食べやすい味です。 樹高は大きくなると2mほどになり、生垣にも利用されます。(トゲが鋭いのでご注意ください) オーストラリアやアメリカでは「フルーツキャビア」の愛称でも呼ばれている高級食材ですが日本ではまだ供給が追い付いていません。品種=Rick's Red:リックスレッド 果皮色=緑から茶褐色になり赤果肉色=透明、クリーム色から熟すと濃赤(果皮色と果肉色は日照量など栽培条件により多少変化します学名:Microcitrus australasica タイプ:ミカン科ミカン属 常緑多年草 原産地:クイーンズランド・オーストラリア自家結実性:1本で結実します樹高:1〜3mベランダ栽培:剪定をすれば可能生育温度:15〜30℃耐寒温度:-4℃耐暑温度:35℃収穫:7〜10月
※冬場は葉が枯れたようになる場合があります。
※お届けする苗の大きさは、出荷期により大きくなったり小さくなったりします。苗の大小はその後の生育には問題ありません。
※お届け時に、葉や葉の縁に斑点や枯れが出ている場合がありますが輸送中のストレス等による生理障害です。 病気ではありませんのでそのまま植え付けて下さい。生育には問題ありません。
栽培方法
■育てる場所・土 植付けはポット苗なので厳冬期以外、年中可能です。 植えるときは出来るだけ根土を崩さないようにしてください。弱酸性の水はけの良い土を好みます。 日光が不足すると実つきが悪くなります。水はけが悪い環境の場合、斜面に植えてください。 トゲがあり、風でフィンガーライムの実に傷がつくため、風避けを作ったほうが良いです。 生垣を植えて、フィンガーライムの木を南北(1品種1列)に定植させることで強い日差しを避ける工夫をしてください。 耐寒性は比較的強く、-5℃で5日間程度でしたら問題ありません。 しかし、柑橘系なので基本的に寒さに弱いです。露地植えは温暖地以外は避けて、鉢植え管理が無難です。
■水やり 乾燥には強い品種ですが、夏場はカラカラに乾かないように注意してください。 葉に勢いが無くなれば水をたっぷりあげてください。
■肥料 5〜9月に肥料をあげてください。 成長期に入るころ、骨粉入りの油かすなどの有機質肥料を控えめに施してください。 一般的な柑橘類の30%程度の肥料(15=4=11)で問題ありません。 落果を防ぐため、花が咲いてから実が1cm以上になるまで施肥はしないでください。 環境が厳しければ厳しい程、子孫を残そうとして実を付ける傾向があります。
■植え替え ポットの下から根が出てきたら一回り大きい鉢に植え替えてください。
■剪定 放っておいて問題ありません。 剪定は、樹高が2m以上になってから暖かい時期してください。 枯れている部分は幹が完全に茶褐色になっているので、剪定してください。 定植してから最初の3年は成長が遅いですが、それ以降は鈴なりに実を付けます。 実が多すぎる場合には、間引くと実のサイズを調整することが出来ます。
■害虫・病気 他の柑橘類と同じ害虫がつきます。
■越冬について 冬場は葉が枯れたようになる場合があります。 いきなり寒くなったため、冬支度を始めるためです。 暖かい室内に入れれば再生しますが、そのまま冬眠体制に入っても心配しないでください。 幹が生きている限り、春になれば芽吹きます。
■収穫 幹に可愛い花が咲きます。人工授粉は必要ありません。 果実は、最初はさくらんぼのような2cm程度の球状です。 花が付いてから4ヵ月後が収穫のタイミングです。