鴎外「奈良五十首」を読む 中公文庫 / 平山城児


鴎外「奈良五十首」を読む 中公文庫 / 平山城児

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出荷目安の詳細はこちら内容詳細大正五年、陸軍軍医総監の職を退いた鴎外は、一年半後、帝室博物館総長に任ぜられ、度々奈良に滞在する。在任中の歌で編まれた「奈良五十首」は、『明星』大正一一年一月号に一挙掲載されたもので、茂吉は「思想的抒情詩」と評し、石川淳はそこに鴎外晩年の「物理的精神的な軌跡」を見ようとした。総体としての五十首に込められた本当の含意とは。目次 : 1 序にかえて/ 2 帝室博物館総長兼図書頭としての鴎外/ 3 「奈良五十首」/ 4 「奈良五十首」の構成/ 5 「奈良五十首」の意味/ 6 「我百首」の構成/ 7 万葉集と鴎外の「うた日記」

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大正一一年一月