出荷目安の詳細はこちら商品説明ミンコフスキによるモーツァルトの『ルーチョ・シッラ』初演の舞台スカラ座で、才気マーシャル・ピンコスキの演出注目のメゾ、マリアンヌ・クレバッサも登場!ジョヴァンニ・デ・ガメッラによる台本の古代ローマを舞台としたモーツァルトのオペラ『ルーチョ・シッラ』。モーツァルトが16歳の時に作曲、1772年12月26日、ミラノ・スカラ座で初演されました。現在ではモーツァルト作曲のオペラのなかでも演奏機会の少ないオペラですが、初演当時は大成功をおさめ、26回におよぶ上演が行われたとも言われています。またヘンデル、パスクアーレ・アンフォッシ、ヨハン・クリスティアン・バッハも同じ台本を基にオペラを書いています。 内容は、ローマの独裁者の欲望と嫉妬を描いたその物語。紀元前1世紀頃の古代ローマで独裁をふるった政治家ルキウス=スッラを描いた作品。ローマの執政官シッラ(テノール)、追放された元老院議員チェチーリオ(ソプラノ/カストラート)、チェチーリオの婚約者ジュニア(ソプラノ)、シッラの妹チェリア(ソプラノ)、チェチーリオの友人・チェチーリアの恋人チンナ(ソプラノ)という5人の登場人物によって展開されます。 この映像は2015年、初演の劇場であったミラノ・スカラ座で上演された、ミンコフスキ指揮、マーシャル・ピンコスキ演出によるもの。ピンコフスキは美術・衣装ともに舞台を18世紀に設定。またフランス出身のメゾ・ソプラノで、チャーミングで圧倒的な存在感をもつマリアンヌ・クレバッサ。モーツァルトと得意とするソプラノ、レネケ・ルイテン。ベテランのテノール、クレシミール・スパイサーとソリスト陣も豪華。特にレネケとマリアンヌの二重唱は圧巻です。ミンコフスキの雄弁な音楽作り、スカラ座管弦楽団の卓越したアンサンブル、静謐なコーラスと大変質の高い上演となりました。(写真© Brescia Amisano)(輸入元情報)