出荷目安の詳細はこちら商品説明ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲、他リヒテル、クライバー&バイエルン国立管少々地味ながらもドヴォルザークならではの親しみやすい旋律と構成を持つ「ピアノ協奏曲ト短調 op.33」は、派手な要素が少ないこともあってか、あまり人気がありませんが、リヒテルはこの曲をコンドラシン、スメターチェク、クライバーと3度も録音しており、それらの演奏からは、リヒテルが作品に少なからぬ愛着を持っていたことが伝わってくるようでもあります。 中でも唯一のセッション録音であるクライバーとの演奏では、細部情報まで非常に大切にした目の詰んだ演奏を聴くことができ、改めてこの作品の魅力が、ヴィルトゥオジティとは離れたところにあることを教えてくれるのですが、そのクライバーにとってはこのドヴォルザークのピアノ協奏曲が唯一のコンチェルト・レコーディングであるというのも興味深いところです。 組合わせはリヒテルのソロで、演奏内容にはすでに定評のあるシューベルトのさすらい人幻想曲が選ばれています。(HMV)