出荷目安の詳細はこちら内容詳細冴える推理、うなる解釈、ほれる粋—。「其角は江戸文化の大輪の花なのである。大らかで、色気もたっぷりあって、才気煥発に、自然風土より市井の人事を詠む。わび、さび、細みに飽き飽きした江戸っ子たちは、人情の機微を詠む弾んだ其角に、ぐんと肩入れをした。それを現代人は見捨ててほとんどかえりみることがない。俳句の面白さは「古池や」ばかりではあるまいに—」半藤ファン、江戸文化や俳句を愛する方、必読の一冊。目次 : 春夏秋冬の章(睦月・如月・弥生/ 卯月・皐月・水無月/ 文月・葉月・長月/ 神無月・霜月・師走)/ 其角ばなしの章(赤穂浪士の面々と/ 「田をみめぐり」の向島/ 永井荷風と冬の蝿)