ボーイミーツガールの極端なもの / 山崎ナオコーラ


ボーイミーツガールの極端なもの / 山崎ナオコーラ

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1,760 円 (税抜き)

出荷目安の詳細はこちら内容詳細管理栄養士を目指す大学生は野球選手との結婚に憧れ、子育てを終えた中年の女性がファッションデザイナーと巡り合う。引きこもりニートは松田聖子に恋慕し、その弟は誰に対しても自分から「さようなら」を切り出せず、兄弟の父親は妻と再会する。人と接するのが苦手な少女は思いがけず人気アイドルになって、アイドルの付き人は嫉妬に苦しみ、三流俳優は枕を濡らす。植物屋の店主は今日も時間を忘れてサボテン愛に耽る。年齢も性別も境遇も異なる男女が出会い、恋をし、時には別れを経験する。「絶対的な恋なんてない」不格好でも歪でもいい、人それぞれの恋愛の方法を肯定する連作小説集。人気多肉植物店・叢Qusamuraの店主・小田康平が植物監修を務める。 

目次

第一話 処女のおばあさん第二話 野球選手の妻になりたい

著者紹介

山崎ナオコーラ1978年生まれ。2004年、「人のセックスを笑うな」が第41回文藝賞受賞作となり、以降、作家として活動。主な著書に、『人のセックスを笑うな』『浮世でランチ』『カツラ美容室別室』『お父さん大好き』『昼田とハッコウ』などがある。近作のエッセイ『太陽がもったいない』では趣味のベランダ園芸について執筆。本作は、自身も愛するサボテンを題材にした、『ニキの屈辱』以来の恋愛小説である。

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