すごく使いやすい シャープな薄刃と丈夫な厚刃を兼ね備えたキッチンばさみ
ハイブリッドキッチン ハサミ(HB1-210N) 1点 シャープな薄刃と丈夫な厚刃が合体 オールマイティーで高機能なキッチンバサミ サイズ 全長 約210mm 刃渡り 約80mm 重量 約100g 原材料 刃部本体 ステンレス刃物鋼 柄材 ポリプロピレン樹脂 ハンドルカラー 黒・赤から1点 生産国 日本(岐阜県関市) お支払方法 クレジットカード、銀行振込、後払い決済(手数料別途必要)、代金引換(手数料別途必要)、Apple Pay、セブンイレブン(前払)、ローソン、郵便局ATM等(前払)よりお選びください。
■銀行振込、後払い決済、代金引換の手数料はお客様負担となりますのでご了承ください。 キッチンバサミはとても便利な調理アイテムだ。まな板や包丁要らずで洗い物が少なくて済み、時短料理につながる。包丁より安全性も高い。 しかし、食材の種類は硬軟織り交ぜ多種多様。開封や紙パックの解体など用途も実に幅が広い。また、ハサミの構造上洗いにくいと思った経験も一度はあるはずだ。 刃物の町・関市にある「木村刃物製作所」ではキッチンバサミの機能を見直し、柔らいものから硬めのものまでオールマイティーに使用できて、分解洗浄などのさまざまな機能も装備した「薄+厚ハイブリッドキッチン」を開発した。 先端部分は切り込み鋭く、細かな作業もできるようシャープな薄刃に加工されおり、切るものがつぶれにくく、刃の先端まで軽く切れる。それに対し、刃元部分は丈夫な3mmの厚刃なので、カニや紙パックなどもしっかり切れる。厚刃ながら本体が100g以下と軽量で手が疲れにくいのも大きな特長だ。他にも、受け刃側がマイクロギザ刃になっており刃滑りしにくかったり、刃を接合するカシメ部に弾力ワッシャーを入れることにより安定した開閉感触を実現するなど、切るための機能が盛り沢山となっている。また、洗浄時には二つの刃を取り外すことができるので、隅々まで洗えて衛生的で、家庭用食洗機にも対応している。 刃物づくりに長けた関市の企業とはいえ、なぜこのような発想が生まれたのだろう。開発者で企画デザイン室室長の木村優さんに伺った。 「弊社は昭和18(1943)年にハサミや包丁、爪切りなど刃物全般の卸売商として創業しました。その後製造部門として『やおき工業』を立ち上げ、独自性のある自社ブランド製品を企画・開発しています。ハサミはうちの主力商品でしたが、キッチンバサミはありませんでした。そこでやってみようということになったのです」 まずは各社のキッチンバサミを手当たり次第に購入して比較検討。アンケートも実施し、切るものや用途などを探る中で、浮かび上がってきたのが“オールマイティー”というワードだ。衛生面にもこだわり、約1年半かけて研究・改良を重ねていった。薄+厚部分の刃付けにはじっくりと時間をかけ、全て試し切りを行う。 令和4(2022)年、約2000種の品揃えを誇る岐阜関刃物会館のキッチンツール部門において、年間売上数で堂々の第1位。全商品中でも年間第4位を獲得した。 「色や名前を社内公募することで、社員にもより自社製品に愛着を持ってもらい、一丸となって製品造りに取り組んでいます。今後はさらにこの人気を拡大させ、一人でも多くの方にこの薄+厚効果を体感していただきたい」と、木村さんは意欲的だ。