21,780 円 （税抜き）
■Marchesi di Barolo マルケージ ディ バローロ 由緒あるカンティーネ デイ マルケージ ディ バローロは、ファッレッティ侯爵の城を見晴らす邸宅の中に本社を置いています。200年以上の歴史のある老舗ワイナリーです。 1807年、バローロ侯カルロ タンクレーディ ファッレッティがパリでフランスの貴族女性を花嫁として迎えました。 花嫁はフランスの太陽王のかの有名な税務大臣のひ孫に当たるジュリエット コルベール ディ モレヴリエでした。そのジュリエットが、完全な発酵と木樽での長期熟成の後に、初めて土壌と品種の持つ全ての特徴を発現させることが出来たバローロ産ワインの大きな可能性を察知したその人でありました。 1864年に侯爵夫人は亡くなり、その記憶と慈善活動への貢献を記念する為、侯爵夫人自身の意思によってトリノの美しいバローロ宮にオペラ ピア バローロ（バローロ慈善協会）が創設されました。その後、ピエートロ アッボーナ氏がテヌータ オペラ ピア バローロ農場を買い取ることに成功。その農場こそが由緒あるマルケージ ディ バローロのワイン醸造および熟成用カンティーナだったのです。 マッシモ マルティネッリはその著作の「私が感じるままのバローロ」の中で 「この地において議論の余地なき旗手であるワインを全世界に知らしめたバローロの真の父祖、コンメンダトーレ（イタリアの勲位のひとつ）のひとりとしてピエートロ アッボーナの名を挙げるべきである」と評価しています。