文豪と借金ー泣きつく・途方に暮れる・踏みたおす・開きなおる・貸す六十八景(ブンゴウトシャッキンナキツクトホウニクレルフミタオスヒラキナオルカ)

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 文豪と借金ー泣きつく・途方に暮れる・踏みたおす・開きなおる・貸す六十八景(ブンゴウトシャッキンナキツクトホウニクレルフミタオスヒラキナオルカ)

ロケットミュージック 楽譜EXPRESS

1,540 円 (税抜き)

ジャンル:書籍出版社:方丈社弊社に在庫がない場合の取り寄せ発送目安:2週間以上解説:本書は、文豪たちの「借金」をテーマにした小説、随筆、書簡のアンソロジー企画である。高利貸しとの壮絶なやり取りを飄々と描く百けんや、結婚し、子どもができてからも実家から仕送りをもらっていた太宰治など、文豪でもお金には苦労した。というか、文豪たちはつねに借金だらけであった。その借金にまつわる彼らのなんとも真剣でユーモラスな姿をいろんな作品から引き出し、紹介する。「ふざけたことに使うお金ではございません。たのみます」・太宰治「若し、無理に庵を押し出されるような事があれば、意識的に、食を絶って、放哉、死にます・・・・・・」・尾崎放哉「何故かうかとなさけなくなり、弱い心を何度も叱り、金かりに行く」・石川啄木「拝啓 突然こんな事を申上げるのは少々恐縮ですが、私はあなた方の社の社員にしてはくれませんか」・芥川龍之介「昨日より、家のうちに金というもの一銭もなし」・樋口一葉「その日また一文もないので 借金を背負ったまま借りにでかけたのだ」・山之口貘「神経衰弱の癒る時なし」・芥川龍之介「借りれればネ、直きだよ。借りたおすのサ」・勝海舟「それに大体、借金というものは、あれは返すものじゃありません」・坪田譲治「あなた方、ここでいくら僕を責めたって、僕からは一銭も出ませんよ」・六代目尾上菊五郎「折角だけれども今貸して上げる金はない。家賃なんか構やしないから放つて置き給え」・夏目漱石こちらの商品は他店舗同時販売しているため在庫数は変動する場合がございます。9,091円以上お買い上げで送料無料です。

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