日本新劇全史第二巻 昭和二十年~(ニホンシンゲキゼンシダイニカン ショウワニジュウネン~)

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 日本新劇全史第二巻 昭和二十年~(ニホンシンゲキゼンシダイニカン ショウワニジュウネン~)

ロケットミュージック 楽譜EXPRESS

33,000 円 (税抜き)

ジャンル:書籍出版社:(株)白水社弊社に在庫がない場合の取り寄せ発送目安:1週間〜10日解説:敗戦により抑圧から解放され、表現の自由を得て再出発した新劇界。新たな時代の波に巻き込まれながら変質していく時代を鮮やかに抉る表現の激しい変遷 著者のライフワーク、明治以降の新劇史を辿る第二巻。本巻は第二次世界大戦での敗戦以降、激しい変遷を重ね、小劇場運動が萌芽を見せる60年安保後までを描く。 敗戦により思想表現の自由が保障され、占領下の新劇界は共産党の強い影響のもと、左翼勢力が始動する。俳優座、民芸、文学座の「三大劇団」が新劇界をリードし、「もはや戦後ではない」という経済状況の好転を受けて、新進劇作家たちも次々と登場してくる。 安保闘争の嵐のなか、新劇界も新しい波がうねりを高めてゆく。不条理演劇の代表ともいえるベケット『ゴドーを待ちながら』が上演され、寺山修司や清水邦夫といった、70年代の旗手たちがデビュー、一方で戦後結成された労演が、三大劇団を中心に地方公演を広げていく。 そして東京オリンピックの開催、ベトナム戦争が熾烈化するなかで、小劇場運動の旗手唐十郎も登場し、劇団制の枠を超えた運動が活発になってゆく。 こうした動きを、劇評など豊富な資料を駆使しながら、著者は自らの同時代性を共有しつつ、貴重な証言記録として記していく。こちらの商品は他店舗同時販売しているため在庫数は変動する場合がございます。9,091円以上お買い上げで送料無料です。

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