楽譜 足立正/祖母山の涙~志高湖の伝説~(FML-0334FS/302-19066/吹奏楽譜(スコア):小編成/G.2+/T:06:40)


楽譜 足立正/祖母山の涙~志高湖の伝説~(FML-0334FS/302-19066/吹奏楽譜(スコア):小編成/G.2+/T:06:40)

楽譜ネッツ

2,860 円 (税抜き)

出版社:フォスターミュージックジャンル:吹奏楽サイズ:A4初版日:2023年11月09日JANコード:4560318479432この作品は、私の故郷・大分県に伝わる民話を元に書き上げたものです。大分県別府市にある志高湖(しだかこ)という湖の誕生にまつわる恋の物語がベースになっています。簡単に記すと、美しい鶴見岳(つるみだけ)に恋をした祖母山(そぼさん)と由布岳(ゆふだけ)が争いを始め、最終的に鶴見岳は由布岳を選び、恋に破れた祖母山が流した涙が志高湖になったというものです。(余談ですが、鶴見岳と由布岳の仲が良いので、今でも別府や由布院には熱い温泉が湧いているのだそうです)曲自体は、とてもシンプルです。冒頭から現れる低音楽器の動きが祖母山のモチーフ、その後ピアノをバックに歌い上げられるのが志高湖(あるいは祖母山の恋心)のテーマ、テンポが速くなって木管楽器によって奏されるのが美しい鶴見岳のテーマ、金管楽器の動き(特にワンノートで演奏されるタタターというフレーズ)が由布岳のモチーフです。相手選びに悩む鶴見岳を表したフルートソロを挟み、激しい3拍子で祖母山と由布岳の争いが描かれます(途中、鶴見岳のモチーフも加わります)。終盤、恋に破れた祖母山は大いに嘆き悲しみ、最後は遠い南の宮崎県との県境まで去っていきます。余韻のように流れる最後の2小節は、祖母山が去った後に涙が溜まってできた志高湖を表しています(鶴見岳のモチーフも少し顔を出します)。(足立正)FML-0334FS/302-19066/吹奏楽譜(スコア):小編成/G.2+/T:06:40収載内容:祖母山の涙〜志高湖の伝説〜

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