『ニンブス・アルブス カマラ・ワイナリー』

醸造:除梗後、プレマセレーション(1-2日、5-8℃)ステンレスタンクによる発酵、天然酵母使用、バトナージュ(3ヵ月)MLF 清澄なし ノンフィルター。熟成オールドバリック(3ヵ月)


『ニンブス・アルブス カマラ・ワイナリー』

自然派ワイン フルッタ

3,750 円 (税抜き)

newitem202311_03ギリシャ北部、テッサロニキ近郊でキューツーキス家が営む蔵元。父ディミトゥリオスの祖父は、東ルメリア(現在のブルガリア南部、黒海沿岸地域、かつてのオスマン帝国の自治州のひとつ)のオルタキでワイン造りを行っていた。 祖父は、同自治州がブルガリア自治公国に併合された後にその土地を奪われ、1900年代初頭にギリシャに移住したが、ワイナリーを建設する彼の夢は実現しなかった。孫にあたるディミトゥリオスはテッサロニキ工科大学で 化学技術者としての学位を取得後、祖父の夢を実現すべく資金を得るため医療分野に数年従事し、カリフォルニア大学デービス校にて醸造学を学ぶ。 その後、ギリシャ北部ミグドニアに位置する、フィロキセラの為に1900年以降放棄された11ヘクタールの畑を購入、多くの可能性を秘めたギリシャ伝統の品種、アシルティコ、マラグシア、ロディティス、シノマヴロ等を家族と共に植え、2010年にワイナリーを建設、ついに祖父の夢を実現した。 当初から有機農法を採用していたが、アドバイザーであった有名醸造学者の「生産規模からビオディナミ農法は難しい」という考えから離れ、2015年から自然生態系の多様性、安定性、回復力を備えたパーマカルチャーの原則の下、ビオディナミ農法によるワイン造りを始めた。 ワイン造りや人生について、祖父から多大な影響を受けたディミトゥリオスの哲学は「本来の造り手は自然そのものであり、人間はその助手にすぎない」というもので、ワイン造りにおいて過度な人為的介入は行わない。 伝統的手法に基づき、酵母は足さず、澱引きやフィルタリングは行わない。伝統的なワインのカマラ・レッツィーナを除き二酸化硫黄の添加も行わない。ワイン造りに対する哲学とテロワールの両方を実現する、多様でユニークなワインを生み出すことこそが彼らの目標である。 美しいエチケットデザインは、農学者であり醸造学者でもある娘のスタヴロウリャによるもの。 (インポーター資料参照) 生産者:カマラ・ワイナリー 生産地:テッサロニキ、ギリシャ 品種:マラグシア50%アシルティコ タイプ:白 容量:750ml

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