FRP型用ゲルコート!通常のゲルコートより強度があり、量産用の型に向いています。
用途
FRP型用ゲルコート!通常のゲルコートより強度があり、量産用の型に向いています。(型枠から脱型するFRP成形での塗料として。)ゲルコートとトップコートの違い
ゲルコートとトップコートの違いは、パラフィンが入っているかいないかです。・ゲルコート=パラフィンが入っていない=完全硬化せずにベトベトするので型取り用に使用される・トップコート=パラフィンが入っている=硬化後表面はツルツルになるのでFRP施工の最終層に使用される(ゲルコートでもパラフィンワックスを添加することでトップコートとして使用することもできます。)型抜き方法
- 必要なもの -・離型剤・ゲルコート・硬化剤全ての工程を想定して、最初は樹脂を少なめに作って下さい。刷毛、ローラーの場合、標準塗布量は0.4kg/平方メートルです。見方を変えれば1kgで2.5平方メートル分です。1回の膜厚は0.3-0.5mm厚になるようにしてください。1.成形物に離型剤を塗ります。 →凸型、凹型共にワックス離型剤を塗り込みます。※油土は基本的に表面が油層なので離型剤は必要ありません。
※必要に応じてPVAを重ねます。2.ゲルコートに硬化剤を添加してよくカクハンします。 硬化剤添加目安(樹脂重量に対し)1から3% →ゲルコートを容器にとり、硬化剤を添加しよく混ぜます。 硬化剤を添加後から硬化が始まります。
※混ぜ不足は硬化不良になる場合があります。3.ゲルコートを塗っていきます。 →ローラー・刷毛・ガン吹き等、手法は様々です。4.完全硬化後にFRP積層をします。 →ゲルコート層が完全硬化したのを確認し、FRP積層をしていきます。 何層か積層し、強度ができたら型から外します。 5.工作後処理 →使い終わった道具などはアセトンで洗浄します。