赤ワイン 2020年 サッシカイア / テヌータ・サン・グイド イタリア トスカーナ ボルゲリエリア 750ml ワイン

圧倒的な存在感を放つ、「イタリアワインの至宝」。進化し続ける唯一無二のスーパータスカン。


赤ワイン 2020年 サッシカイア / テヌータ・サン・グイド イタリア トスカーナ ボルゲリエリア 750ml ワイン

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38,500 円 (税抜き)

商品の紹介 進化し続ける唯一無二のスーパータスカン 2016年ヴィンテージにおいて1985年以来、実に34年ぶりとなるワイン・アドヴォケイトにて100点を獲得したことに沸いたサッシカイアですが、その歴史は一筋縄ではいきませんでした。 リリースされた当時、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が85%を超えるワインはイタリアのD.O.C.G法上、トスカーナで認められている原産地呼称を名乗ることはできなかったものの、そのクオリティは突出。トスカーナの規定を超越したという意味でスーパータスカンと称され、1980年代には熱狂的なブームが全世界へ広がりました。 1985年ヴィンテージには、イタリアワインで初めてワイン・アドヴォケイトにて100点を獲得。そして、1994年にはついにボルゲリ・サッシカイアとしてイタリアでは唯一、単独ワイナリーでのD.O.C昇格を果たしたことからも、まさにサッシカイアは法律さえも変えてしまう程偉大な銘柄と言えます。 近年では、2018年にワイン・スペクテーター年間トップ100において、フラッグシップ・キュヴェのサッシカイアが見事世界第1位を獲得。他の追随を許さず実に30年以上もの間圧倒的な存在感を放ち、トスカーナワインのみならずボルドーワインにいたるまで強烈な影響を与え続けています。 圧倒的存在感を放つ、「イタリアワインの至宝」 インチーザ・デッラ・ロッケッタ氏 先代のマリオ・インチーザ侯爵のボルドーワイン好きが高じて、1944年にボルドーのシャトー・ラフィットから持ち込んだカベルネ・ソーヴィニヨンの苗を作付けしたのがサッシカイアのはじまりです。「サッシ=石、カイア=~な場所」と名前が表すとおり、その土地はまさにボルドー、メドック地区に似た石ころだらけの畑であり、カベルネ・ソーヴィニヨンに最適の地質でした。 1960年代、元々自家消費用のためだけに造られていたワインが大変な評判になり生産を拡大、1970年代になると徐々に世界的な販売を開始しました。その当時、85%を超えるカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインは、ワイン法上、格の高い原産地呼称D.O.C.Gを名乗ることができませんでしたが、サッシカイアはその味わいで1990年代から全世界で熱狂的なブームへ。IGTトスカーナ=テーブルワインという格下の呼称でありながら、卓越した品質を誇ったためスーパータスカンと呼ばれ、賞賛されるようになりました。 そこから30年以上、サッシカイアは元祖スーパータスカンとして圧倒的な存在感を放ち、現在までのトスカーナワインやボルドーワインまでにも強烈な影響を与え続けています。 トスカーナにしてトスカーナにあらず、ボルゲリのテロワール サッシカイアが造られているボルゲリ地区は、トスカーナ州の中心地シエナから真っ直ぐ西へ、州を横断するように進んだ海沿いのエリア。南北に細長くひろがったマレンマと呼ばれる地域にあり、同じトスカーナにある銘醸地、キャンティやブルネッロ・ディ・モンタルチーノとは異なる地中海性の温暖な気候が特徴です。 年間を通して温暖で、常にさんさんと降り注ぐ陽光のおかげで日中は暖かく、夜は海風の影響で冷え込みます。この温度差が日々ブドウの凝縮感を高めながら、肉厚でジューシーな果実を育てるのです。また雨が少ないため、収穫前の雨によって果実が不作となる心配もあまりなく、他の地区よりも2週間ほど早く収穫ができるのもこのエリアならではの特徴です。 さらに土壌にも特徴があり、もともとは湿地帯だったマレンマの土地は砂質、石灰質、粘土質が入り組んでおり、海に近いことによりミネラル分も豊富。ゆるやかながら起伏があり、日当たり、水はけなどを考え合わせると、とてつもなく入り組んだミクロ・クリマとなります。実は、サッシカイアのブドウ畑は広い敷地の中に点在。それは様々な土壌の中で最適な場所を選んでブドウが植えられているからです。このミクロ・クリマが多様な国際品種の適正も受け止め、トスカーナの他のエリアとは違った自由なワイン造りを実現させています。 サッシカイアの目指すスタイルとは、フィネス、バランス、酸を備えた古き良きボルドーの味わい。それでいて、厳格なボルドーのグラン・ヴァンとはどこか違った、イタリアワインらしい肩の力の抜けた優雅で堂々たる品格を感じることができます。壮大な構造の中に溌剌とした酸、それと同じくらい感じられる果実の甘味と旨みが、力強いタンニンに溶け込み一体となるのです。 リリース当初、イタリアのD.O.C法に則った製法ではなかったため原産地呼称を名乗れなかったサッシカイアですが、自らのワインの味わいでボルゲリが他のエリアとは異なるテロワールの偉大なワイン産地であることを証明し、ボルゲリ・サッシカイアとして、イタリアでは唯一、単独ワイナリーでのD.O.C昇格を果たしました。サッシカイアの後を追うように、ボルゲリには多くの生産者が参入し、いまや高得点を誇るスーパータスカンのメッカとなっています。 圧倒的存在感を放つ、イタリアワインの至宝 ワインの外観は輝きのあるダークルビー。グラスに注ぐと、ワイルドベリーやフランボワーズ、カシスなどの果実のアロマに、ミントやたばこ、リコリス、なめし革などの複雑に折り重なったニュアンスが立ち上ります。口に含むと、濃縮感のある果実味が口いっぱいに広がり、ベルベットのように上品なタンニンが滑らかな舌触りを演出。透明感のある酸味がエレガントなフィニッシュへと導き、余韻にはフローラルな風味が長く続きます。 しっかりとしたストラクチャーを備えつつも、エレガンスが際立つクラシックな仕上がり。他とは一線を画すスケール感と様々な要素の見事な調和をこの機会に是非ご堪能ください。 ヴィンテージ情報 D 97、JS 97、V 97、WA 96、WS 97 サッシカイアの2020年はエレガンスが最大限に引き出され、若いうちからも愉しめると賞賛されているヴィンテージです。7月には数日雨がありましたが、8月に入ると成熟が急激に加速。そのため、例年よりも早い9月の第1週から収穫を開始することで、凝縮感と高い糖度を備えた、高品質のブドウを収穫することができました。自然酵母で発酵した後、定期的にデレスタージュとポンピング・オーバーを行うことで、優れたアロマを抽出しフレッシュな酸の保持を実現。最終的に25ヵ月間に渡る熟成を経て、ブレンドされました。こうして造られたワインは生産者によると、「サッシカイアの美しいヴィンテージで、若いうちから酸とフレッシュさが際立ち、香りも風味にも素晴らしい複雑味が感じられる。サッシカイアの典型的なエレガントなスタイルをよく表している。」とのこと。各評価誌からの評価も高く、ジェームス・サックリングでは、「ふくよかでとてもジューシー。全体的にとてもサッシカイアらしさが表れている。3~4年後にはもっと良くなると思うが、若々しく生き生きとしていて、今でもとても魅力に溢れている。」、ワイン・アドヴォケイトでは、「より官能的で豊満、そしてより親しみやすいワインである。」と絶賛され、若いうちから愉しめることが示唆されています。 味わい グラスに注ぐと、輝きを伴う、深みを帯びたルビー色に目を奪われます。熟したブラックベリーやカシスのリッチなアロマに、スミレの花やハーブのフレッシュな香りが特徴。時間の経過と共に、甘やかなタバコやバニラ、カラメルやバルサミコのニュアンスが加わり、複雑な印象に昇華します。口に含むとまず、繊細でしなやかなタンニンが感じられ、豊かなテクスチャーとともに、凝縮感溢れる果実味が広がる印象です。エネルギッシュで凛とした酸がジューシーな風味を引き立てながら、美しいバランスを保っており、エレガントで上品な味わいを演出しています。凄まじく長い余韻も魅力で、黒系果実とスパイスや紅茶、トリュフなど多層的な後味が渾然一体となって持続。ワインセラーでの長期熟成に期待もできますが、若い内から楽しむことができる仕上がりです。 飲み頃 ~2055年 品種 カベルネ・ソーヴィニヨン(85%)、カベルネ・フラン(15%) 2020 SASSICAIA
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