アルザス
アルザス リースリングの典型 アルザスは、ドイツ国境近く、ライン川とヴォージュ山脈の間の東斜面に連なる南北100km、幅1〜5kmの帯状のワイン産地です。たびたびの戦争でフランスとドイツに領有権が移ったことで、ワイン造りでもドイツの影響を大きく受けています。 この生産者はアルザスを代表するドメーヌで、クラスマンで3つ星、ワイン・アドヴォケイトで5つ星と、最高ランクに評価されています。ドメーヌの名称は、「ワインの小川(wach)」という意味で、このワインは先代のテオ・ファレールへのオマージュとして彼の名を冠して造られました。 青リンゴやライムなどの風味が印象的で、辛口で軽快なフレッシュ感があります。繊細さと力強さを併せ持ち、アカシアの蜂蜜を思わせる甘やかさも感じさせます。
◆産地:フランス.アルザス地方
◆年号:
2021
年> * ヴィンテージ(年号)は商品画像と異なります。◆生産者:ドメーヌ・ヴァインバック
◆格付け:AOC
◆葡萄品種:リ−スリング
◆アルコール度:13.5%
◆甘辛度:辛口
◆容量:750ml
◆記載の年号(ヴィンテージ)の在庫には限りがありまして 予告なしに次年度以降の年号に変わる場合がございますので、 どうかご了承くださいますようお願いいたします。
◆年号(ヴィンテージ)をご指定なされる際には、 ご注文の際に『備考欄』へ、その旨をお書き添えくださいますようお願いします。 1612年にカプチン派修道僧により設立された歴史あるドメーヌで、1898年にファレール家の所有となりました。二代目にあたるテオ ファレール氏が亡くなった後、コレット夫人とその娘のカトリーヌとローランスが引き継ぎました。現在は長女のカトリーヌがドメーヌ運営を、息子であるテオ氏が栽培を担当しています。1998年から一部ビオディナミを導入し、2005年から全面実施しています。 所有面積は28.5ha。所有する代表的な畑は、グラン クリュ シュロスベルグ。1975年にアルザスで初めて認定されたグラン クリュ畑で、総面積は80ha、その内ドメーヌ ヴァインバックは8haと最大面積を所有しています。もう一つは、ドメーヌの周辺にあり、単独所有するクロ デ キャプサン。980年頃の文献に登場する歴史的な区画で、シュロスベルグの丘の麓に広がり、修道僧によって作られた石垣によって囲まれています。クロ デ キャプサンは、リースリングを初めすべての品種が栽培されています。すべての畑でビオディナミが実施され、収穫はブドウが完熟するまで待って、出来るだけ遅く手摘み収穫をおこなっています。良いワインを造るためには、良いブドウが必要との考えのもと、丁寧な畑作業が行われています。 自然なブドウの味わいを生かすために、出来る限り介入を抑えるようにしています。手摘み収穫したブドウをゆっくり圧搾し、天然酵母を用い、アルザス伝統の1,500〜6,000リットルのオーク古樽で発酵させます。