パランガ・ホワイト (キリ・ヤーニ) Paranga White (Kir Yianni) ギリシャ ノーザン・グリース PGIマケドニア 白 辛口 750ml


パランガ・ホワイト (キリ・ヤーニ) Paranga White (Kir Yianni) ギリシャ ノーザン・グリース PGIマケドニア 白 辛口 750ml

Donguriano Wine

1,752 円 (税抜き)

伝統とモダンが見事に融合!冷涼な産地マケドニア地区で生まれる鮮烈にして忘れられない味わい!ギリシャを代表するアイコンワイン

キリ・ヤーニ

!  世界のTOPソムリエや評論家、マスター・オブ・ワインがギリシャ最高峰の造り手として認める「キリ・ヤーニ」。そのルーツは現代のギリシャワインの中では非常に珍しく、1879年からワイン造りを行ってきた老舗ワイナリー「ブタリ・ワイン」にあります。「ブタリ・ワイン」は、それまでアンフォラを使用しワインが保管されていたギリシャにおいて、最初に瓶詰めを行った歴史ある蔵でもありギリシャワインのルネッサンス時代の幕開けの象徴とも言えるワイナリーです。そして当時からネゴシアンとしてワイン造りを行ってきました。 キリ・ヤーニの創設者であるヤーニス・ブタリス氏はブタリス家の4代目で、ギリシャの多彩なテロワールに早くから目を向けた先駆者でした。そして、ネゴシアン的なワイン造り(ブドウを購入しワインを醸造する)ではなく、テロワールを重視した小規模ながらも、高品質なワインを造りたいという確固たるビジョンと熱い情熱を持ち、1997年に自身で優良地区に畑を購入。母体である「ブタリ・ワイン」から一人独立し、「キリ・ヤーニ」を立ち上げました。 ギリシャ固有品種を使用したふくよかな白ワイン。マスカットの爽やかなアロマを持ち、豊かな果実味が特徴。パセリやスパイスのアクセントも印象的で柔らかな口当たりの白ワイン。 バランスの良い酸味と豊かなアロマの「ロディティス」 / 最も古く、かつ最も広く栽培されるギリシャ固有品種の白ブドウ。  ピンク色の果皮をもつロディティスは、完熟果実と高いアルコール、バランスのよい酸味をもつ白ワインをうみ出します。遺伝子の突然変異を起こしやすい品種で、「ロディティス」という品種名そのものには特に意味はく、ギリシャでは様々な名称(クローン名)で呼ばれています。キリ・ヤーニが使用しているクローン:Roditis Alepou(ロディティス・アレポウ」。「Alepou」は「狐」を意味します。ブドウが成熟した際に果皮が狐の毛のような色に染まることから名づけられたクローン名と言われています。ギリシャのペロポネソス島北部で多く栽培されていて、特に標高が高い地域だと柑橘果実の風味や高い酸、エレガントな要素を備えたブドウが育ちます。標高が高く収量の低い畑で栽培されたアミンディオン産のロディティスからは、力強いアロマとしっかりした骨格をもつワインがうまれます。アミンデオンの山の中の畑では、痩せた大陸性の気候と痩せた砂質土壌から素晴らしい表現力を備えたロディティスが育ちます。
■Information
●生産国 ギリシャ(Greece)
●地域 ノーザン・グリース / マケドニア地区 / PGIマケドニア
●ブドウ品種 ロディティス(Roditis) 80% / マラグジア 20%
●タイプ 白・フルボディ・辛口
●醸造・熟成 醗酵:ステンレ・スタンク 熟成:ステンレス・タンク 3カ月
●内容量 750ml
●オーガニック等の情報  
●コンクール入賞歴   
●ワイン専門誌評価   
●保存方法 直射日光、振動を避けて、18℃以下の場所で保管してください。
●備考


*ご注文の前にご確認ください


●商品画像のラベルに表示されたヴィンテージと商品名が異なる場合は商品名のヴィンテージとなります。また、ラベルデザインは予告なく変更になる場合がございます。
●ヴィンテージは、輸入元の諸事情によりヴィンテージが切り替わることがございます。商品名とは異なるヴィンテージになった場合、2,000円未満のワインにつきましては変更後のヴィンテージを発送致しますので予めご了承ください。2,000円以上のワインはヴィンテージ変更の連絡をいたします。 商品画像のボトルに記載されたヴィンテージとは異なる場合がございます。
●注文個数によりお届け日が変わることがあります。
●通常2〜3営業日で出荷致します。土日祝祭日、臨時休業を除きます。
●輸入元 モトックス Kir-Yianniキリ・ヤーニ 伝統とモダンが見事に融合!冷涼な産地マケドニア地区で生まれる鮮烈にして忘れられない味わい!

キリ・ヤーニがこだわるブドウ「クシノマヴロ」

 ギリシャ随一と言われる高貴な黒ブドウ“クシノマヴロ”。その銘醸地として名高いノース・グリース(北ギリシャ)地方に位置する銘醸地ナウサとアミンディオンがキリ・ヤーニの舞台。北ギリシャ、ヴェルミオン山の南東に位置する海抜150-300mの産地がナウサ地区。そして南西部の海抜700mの産地がアミンデオン地区です。キリ・ヤーニは「クシンマヴロ種」を中心に、伝統を守り且つ、革新的なワイン造りを行い高い評価を集めています。一方、「ブタリ・ワイナリー」は現在、ビールやスピリッツも扱う巨大飲料メーカーに成長。現在もネゴシアンとしてブドウを購入し、良質なワイン造っています。 2000年代に入り、創設者ヤーニス・ブタリス氏の2人の息子で海外で経験を積んだ醸造家でもあるステリオス氏とミハリス氏がワイン造りに加わりました。若い2人が加わった事で、更なるテロワールワインへの追求が始まり、徹底的に固有品種とテロワールの研究が行われました。『良いワインは醸造所で産れ、卓越したワインは畑で誕生する』というキリ・ヤーニの哲学を基軸とし、伝統を重んじると同時に、改革・革新を恐れず新たなプロジェクトクトを推し進めてきました。畑から消費者に至るあらゆる分野での専門知識を深める事で、北ギリシャに点在する素晴らしいテロワールを世に広め、ギリシャワインの国際的認知度を高めることも大きなビジョンとして取り組んでいます。 そして今日、「キリ・ヤーニ」がうみ出す唯一無二の味わいは、ギリシャを代表するアイコンワインとして高く評価されています。  ギリシャ語で「酸と黒」の意味を持つ、ギリシャ固有の品種「クシノマヴロ」。北ギリシャ原産で世界で最も珍しい“高貴な黒ブドウ品種”の一つ。北ギリシャは地中海性気候から大陸性気候まで多様な気候帯を持ち、土壌や標高、地形も異なることからミクロクリマが存在します。「キリ・ヤーニ」では多彩なテロワールの中でも特に標高の高い地区を中心に、長年の研究により選び抜かれたクローンやフィロキセラ前の古木を栽培。これらの貴重なブドウ樹は、区画毎に栽培管理がなされ、全て手作業で収穫。更には区画毎に醸造を行います。また、伝統的な固有品種のワインだけでなく、国際品種をブレンドしたものなど、バラエティに富んだワイン造りも「キリ・ヤーニ」の大きな魅力となっており、新旧を融合させたワイン造りによって、多くのワイン愛好家から高い指示を集めています。 世界のワイン評論家やマスター・オブ・ワインが大絶賛  ジャンシス・ロビンソン(MW)氏をはじめ、ギリシャ人MWであるKonstantinos Lazarakis氏や、日本在住の日本人としてはただ一人のMWである大橋健一氏をはじめ、多くのMWがその品質を高く認め最も推薦する、ギリシャ最高峰のワイナリーの一つとして知られています。 現在、有資格者は世界で僅か340名程。ロンドンに本部を置く、ワイン業界最高峰の資格制度です。大橋氏は2015年にMWに認定されました。
※マスター・オブ・ワイン(MW) 現代ギリシャワインの父 創設者:ヤーニス・ブタリス氏
◆現代ギリシャワインの父

ヤーニス・ブタリス氏

 ヤーニス氏は自身のワイナリーだけでなく、ギリシャワイン協会の立ち上げや、研究機関設立に自らの資金を投じ、その多大なる貢献により現代ギリシャワインの父として象的な存在となっています。また、地元の政治や環境問題にも取り組み、現在ギリシャで2番目の大都市「テッサロニキ市」の市長も勤めています。
◆醸造家:

ステリオス・ブタリス氏

 ヤーニス氏の息子で、醸造家でもある長男のステリオス氏。1999年よりキリ・ヤーニの舵を握ります。ビジネススクールINSEADでMBAを取得。アメリカのウェズレー大学にて数学の学士を取得。LSEにて経済学の修士号を取得!アメリカの輸入業者Paternoにて、ブランド・マネージャーとして活躍。中でもブタリ・ブランドの北アメリカでの販売に注力してきました。90年代後半に母国ギリシャへ戻り、母体であるブタリ・グループでビールブランドの立ち上げに関わり、その後キリ・ヤーニの事業を引き継ぎ、弟のミハリスと共にキリ・ヤーニを運営します。
◆醸造家:

ミハリス・ブタリス氏

 ヤーニス氏の次男で醸造家のミハリス氏。ハーバード大学にて心理学の学位を取得。USデイヴィスにてブドウ栽培学と醸造学で修士号を取得。2002年よりワイナリーの事業に参画。畑の増築や醸造設備の設備拡大に尽力してきました。現在は中国、甘粛省(かんしゅくしょう)天水(ティエンシュイ)で、キリ・ヤーニが手がけるブドウ栽培のプロジェクトにも参加し、活動の拠点を中国にも広げ新プロジェクトの指揮・監督を行っています。 新旧の融合がうみ出す、ギリシャワイン  現在、新たな進化を遂げることを目標にブタリス家の5代目を中心に醸造・栽培チームが一丸となり邁進しています。キリ・ヤーニのプリンンシパル、それは「改革が伝統」を築くと言う考えに基づきます。地場伝統品種に目を向け、テロワールの研究を進める事でギリシャ固有品種の可能性を広げる事ができます。更には最新の醸造技術も用いることで、現代のワイン愛好家、消費者に求められる「高い品質の“プロフェショナル”なワイン」をうみ出すことも大きな目標に掲げ、ワイン造りに取り組んでいます。  クシノマヴロは皮が薄いですが一粒の種の割合が多く(3つほど)、酸が高い。この結果ワインのスタイルは「ネッビオーロに似た特徴を持つ品種」として良く例に出されます。トータルフェノール(タンニン量を計測)では、1本のワインあたりネッビオーロが約3g有るのに対して、クシノマヴロも3.8gとどちらもタンニンが強いことがわかります。ネッビオーロもクシノマヴロも皮が薄い品種ですが共に種の比率が多く、タンニン成分が強い。この特徴を更に協調させる醸造がとぢらの産地でも伝統的に行われてきました。これは抽出度合(マセレーション)の長さです。伝統的な造りだとマセレーション期間が40日間ほどにもなるそうです。このような醸造由来のタンニンが伝統的なクシノマヴロの特徴にもなっています。  現代ギリシャでは、この伝統的な醸造を土台により洗練されたワインを目指し、2012年『バーガンディ・プロトコール』なる取り組みがギリシャ北部で始まりました。これは、渋く乾いたタンニンでは無く、ピノ・ノワールのようなソフトで綺麗なワインに仕上げてはどうかという考えから始められたプロジェクトです。キリ・ヤーニでも、この新しい取り組みが用いられ、ワイン醸造にいかされています。  新旧の技術の融合は、醸造方法だけでなく栽培する品種にも見られます。現在プレミアムラインのワインをクシノマヴロ100%で醸造し、ナウサとPアミンデオン地区からの二つの異なるPDOワインを生み出しています。また、固有品種100%のワイン以外にも、固有品種 x 固有品種、固有品種 x 国際品種のブレンドを産出し、そのスタイルは白、ロゼ、泡、赤ワインと多種に亘ります。こうして、固有品種という伝統に現代的なブドウや、醸造技術を用いることで、素朴さとクリーンな要素を合わせ持った上質なワインを造り出しているのです。 ブドウ栽培至上主義  「キリ・ヤーニ」では、統合農業の原則に基づきブドウ栽培に取り組んでいます。この考えは、現代社会が脅威にさらされている、自然環境の保護を目的に行なわれています。正しい農作業、醸造所での厳しい選果、区画ごとの細かな醸造、更には細心の注意を払い行われるワイン造りの中心となるブレンド作業を行うことで、キリ・ヤーニのワインの特徴、熟成の可能性、味わいの一貫性を保つことも可能にしています。  全ての畑の収穫は手作業で個別に行われ、必要に応じて2-3回ブドウの成熟度を見ながら収穫されます。その後ワイナリーへ持ち込まれ、選果台にて2工程の選果が行われます。収穫、醸造を個別に行うことで、異なるテロワールで育つ個性溢れるテロワールを表現したワインをうみ出すことができます。 ワインの熟成に使用されるオーク材も、その原産地や大きさ、焼き具合などワインに合わせて慎重に厳選され、区画の味わいを最大限に引き出す事を可能にしています。最終工程がブレンドです。細心の注意を払い行われるブレンド作業により、異なる畑が持つ特別でユニークなキャラクターを捉えていきます。キリ・ヤーニのコミットメントは、異なる素材が織り成すバランスを作り上げ、一貫性を持たせ、更には蔵にとって最も重要な品種である「クシノマヴロ」の美しい熟成を可能にさせることです。 PDOクシノマグロがうまれるアミンデオン- プロフィロキセラ-  標高が700mと高く、ギリシャの中で最も寒い産地として知られるアミンデオン。 土壌は痩せた砂が表土となっており、栄養が乏しいことや気候的条件により今日もフィロキセラの被害はありません。結果、この地区には樹齢80年を超える古木がブッシュバインの状態で栽培維持されています。このユニークなテロワールは、ワインにエレガンスを与え、同じクシノマヴロを栽培しても全く異なる個性のワインが生まれます。 アミンデオンにあるキリ・ヤーニの畑とワイナリーはヴェゴリティ湖の畔、カイマッカラン山とヴィッツィ山の麓に位置。 ワイナリーは当時ブドウ栽培地としてまだ十分に開発されていなかったアミンデオン地区の発展も目指して設立されました。ヤーニス・ブタリス氏の継続的な努力により、後に高品質ワインがうまれる地区として名声を得ました。アミンデオンは長い伝統を誇りながらも今日に至るまでブドウ栽培地区としては軽んじられてきましたが、今ではギリシャで最も期待されるワイン産地の一つです。  気候はクール・コンチネンタル (冷涼な大陸性気候)もともと、大きな湖があった地区。この湖は4つに分かれており、湖に取り囲まれる形で畑が広る。非常に寒い気候帯に位置するが、この湖の温熱効果で気温が穏やかに保たれている。土壌は砂質(軽い砂質が表土で、その下は石灰岩質土壌)栄養が少ない砂質の山岳地。フィロキセラの被害が無く、古い畑の樹齢は80年以上。ブドウ樹は台木無しの自根で立つブッシュバイン(灌漑無し)、新しい畑はダブルVSP(灌漑在り)。クシノマヴロの他、アロマティックな白ブドウ「ロディティス、マラグジア、マルヴァージア、ソーヴィニヨン・ブランなどが栽培。

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