【マーケティングワインの教科書】
産地チリ生産者コノ・スル品種カベルネ・ソーヴィニヨン 43% 、 カルメネール 29% 、 シラー 28%英字Cono Sur Cabernet Sauvignon Carmenere Syrah Organic土壌エコサート認定の有機栽培ブドウ醸造熟成は50%をフレンチオーク10か月、50%はステンレスタンク12か月飲み頃温度13〜15℃おすすめグラス白ワイングラス評価デスコルチャドス90点(2019VT)内容量750mlJANコード7804320127538輸入元スマイル《生産者について》 その自転車のマークはほとんどのワイン好きが知っている! 「南向きの円錐の形をした南米大陸から、世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこう」というコンセプトのもと1993年にスタートした「コノスル = 南の円錐」。チリで1,2を争う規模のワイナリー「コンチャ・イ・トロ」の子会社としてスタートし、イノベーションを常に追い求める姿勢を貫くことで急拡大。ワイナリーを「企業」としてとらえるなら、本当にお手本のような成功例でしょう。 《マーケティングワイン》 コノスルには「このようなワインをつくる」という味のイメージのようなものはないんだといいます。ただ、消費者に求められるものをつくる。多くの消費者の嗜好を調査し、たくさんの人に喜ばれる価格と味わいを目指してワインをつくる。だから市場の嗜好が変わればワインの味わいも変化させる。 まさに『マーケティングワイン』の代表であり、一般消費者だけでなく多くのプロが「コノスルは美味しいし、信じられないくらい安い」と口をそろえるのもうなずけます。 この「オーガニック」シリーズもそうでしょう。このワイン用以外にもオーガニック認証を受けた畑やそれに準じる栽培をしている畑はあります。それでも「オーガニック認証を得たワインが求められている」と感じたからこそ、オーガニックの畑だけのワインをリリースしたのでしょう。 《テイスティングノート》 チェリーやラズベリーなどのピュアなフルーツのアロマ。オーク樽熟成に由来するバニラやタバコのニュアンスもあります。同シリーズのピノ・ノワールと比べるなら一番大きな違いはタンニンの強さであり、この適度な渋味は料理と合わせたときに、料理もワインもより楽しめるポイントです。
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