スペイン | 赤ワイン | アルコール・ソフトドリンク
3,740 円 （税抜き）
※写真はイメージです。実際にお届けの商品は形状やパッケージが異なる場合があります。
※ワインの成分（澱）が沈殿する場合がありますが、品質には問題ありません。お召し上がりの際は、ボトルの底をご確認ください。沈殿物（澱）を確認した際は、ボトルを揺らさないよう、ゆっくりとグラスに注いでください。
自根
ピュアな火山灰土壌と、接ぎ木なしのぶどう樹から生まれる瑞々しいワイン 火山を感じる焼けたようなニュアンスと大地のパワーを感じるオリジナリティ溢れるオンリーワンワイン ボデガス ロス ベルメホス リスタン ネグロ マセラシオン カルボニカBodegas Los Bermejos Listan Negro Maceracion Carbonica■商品情報 カナリア・ランサローテの自根ワイン。まるで火星の様な超火山性土壌。マセラシオン・カルボニック法で造られたフルボディ。ジャムのような濃いアロマ、滑らかで深い味わい。火山を感じる焼けたようなニュアンスと大地のパワーを感じるオリジナリティ溢れるオンリーワンワイン。リスタンネグロ100%一生涯孤独に隠れ潜みながら生きるヴォルカニック葡萄。糖分検出不可能。低い酸化防止剤量。
■生産者情報 スペイン本土から南に1000km。アフリカ大陸は目の前だ。7つの島々からなるカナリア諸島。その最東端に位置するランサローテ島は、サハラからの強い熱風、数多のクレーターと真黒な灰が地表を覆う火山島。世界でも有数の奇妙なワイン産地である。年間降雨量は150mm前後。ぶどう栽培の中心は南西部に位置するティマンファヤ国立公園周辺に拡がっている。1700年代にここで起こった大噴火はじつに6年余りも続き、その間に降った灰はこの地にぶ厚く、そして真黒に積もった。その深さは3〜4mに達するところもあるのだそうだ。当然植物や果樹の栽培には不向きなのだけれど、事ぶどうにおいてはクレーターの底部に株を植えることで、下層の石灰を含む肥沃な粘土の層まで根が伸び、灌漑の必要なく水分を得る事が出来る。硬いミネラルは灰がもたらすのだろうか。果実は小振りで、凝縮感と複雑さをもつ。サハラからの熱風は最大で45℃にもなることがあって、地上に出ているぶどうの葉が焼けてしまうことがある。それを防ぐ為にクレーター上部には風除けとして石垣が設けられている。機械はもちろん入れない。1haあたり200本前後の〜というのは一体なんのことかと思って聞いていたら植樹率の話だった。とにかく常識は通用しないようだった。それでもこの地のワインが持つ途方もない独自性、ピュアな火山灰土壌と、接ぎ木なしのぶどう樹から生まれる瑞々しい液体は否応なしに人を魅了する。リスタン種が放つ妖艶なフレーヴァーはテネリフェのそれとは明らかに異なる。どう考えたってテロワールだ。ワインメイカーのイグナシオさんはワイン造りで大事にしていることとして「こんな場所で生まれるワインなんだ。デザインしないこと、修正しないこと」というようなことを言った。デザインしない、という表現がとてもよかった。