神門 / 歳月

圧巻のオリジナル。パンチラインで武装された、サビを持たない言葉達。日常や葛藤を赤裸々に表現し続けてきたラッパー神門の10枚目。


神門 / 歳月

CASTLE RECORDS

2,750 円 (税抜き)

圧巻のオリジナル。パンチラインで武装された、サビを持たない言葉達。 「これで売れる。」日常や葛藤を赤裸々に表現し続けてきたラッパー神門の10枚目。 神門という人間の10ページ目の人間模様。最高傑作!! 自身10枚目のアルバムであり、ライブ活動再開を経ての最初の1枚。ラップや表現に対する思いが凝縮されている。 盟友、観音クリエイションとの相性は抜群。1st「三日月」をオマージュしたジャケットからも分かるよう、作風に原点回帰(韻への重視、ストーリーテリング要素等)が見られる一方、初タッグとなるトラックメイカー(SHIBAO、ikipedia、Michita)が参加し、新たな局面が見られる。結果としてまたたくさんの名曲が生まれている。 M1「0.00」5年ぶりに立ったステージからの景色。M2「1月8日」我が子の出産に立ち会った一日の描写。M3「半生」三日月から続いていた物語。M4「季節」地元の飲食店をほぼ出禁になったお客さんとの一幕。M5「詩とレンズと箱」あらゆる主張を1つのビートに。(以降割愛。)アルバム前半部分だけでも、アルバム1枚分に匹敵する聴き応え。しかし、1曲1曲の濃さは薄まることなく、ラストまで続いていく。 「一本の映画を観たような」と評されることも多い神門アルバム。本作は、「十本の映画を観たような」を目指したと言う通り、1曲1曲のトピックが秀逸で、掘り下げ方、着眼点がそのクオリティーを底上げする。どれも聴き流せない存在感を放つ。「歳月」という、アルバムタイトルすらも伏線となっている。 いかにキャッチーに短く聴き手を掴むかが重要視される昨今、その流れに逆行し、全10曲、サビすらない。しかし、いやだからこそ、1行1行が格段に重く、聴いていて、全節サビとも錯覚する。アルバムを折り返す手前、M4「季節」を聴き終えたあたりで感じる充足感は、そこに由来する。 前作「エール」で熟練された、“日常描写”、“誰しもが抱くが言葉にしにくい感情の表現”は、今作でも好調。いや、ライブ活動を再開したことで、現場で揉まれた激動も加わり、より感情的に洗練されている。 人間に刺さる一枚。
■PROFILE 神門(ゴウド) 1986年生まれ。神戸在住。 2005年より活動を開始。 2007年に1stアルバム「三日月」をリリース。 赤裸々で等身大のリリックが話題を呼んだ。 その後も、「こころ」「栞」「神門」と順調にアルバムをリリース。 2013年、5thアルバム「上弦下弦」をリリース後、制作専念のためにライブ活動を休止。 制作専念中も、「苦悩と日々とど幸せ」「色彩」「親族」とアルバム3枚をリリース。 2018年、9thアルバム「エール」をリリース後、ライブ活動再開。 2020年、ライブ活動再開後初となる、10thアルバム「歳月」をリリース。1. 0.00

Track by 観音クリエイション

2. 1月8日

Track by 観音クリエイション

3. 半生

Track by 観音クリエイション

4. 季節

Track by 観音クリエイション

5. 詩とレンズと箱

Track by 観音クリエイション

6. あの時

Track by SHIBAO

7. 子が生まれ

Track by ikipedia

8. 紅しょうが

Track by ikipedia

9. 今よりも

Track by ikipedia

10. Bygone Days

Track by Michita

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