1976年パリ事件白ワインの覇者●時代に流されぬ品格 マロラクティック発酵なしの代表格。ジャッジメントオブパリ パリスの審判 パリテイスティング事件第1位 ギフト贈りものプレゼント
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◆」:カリフォルニア産|「◇」:フランス産
赤ワイン部門
(カベルネ・ソーヴィニヨン)◆ 第1位:スタッグス・リープ・ワインセラーズ 1973 ◇ 第2位:シャトー・ムートン・ロートシルト 1970 ◇ 第3位:シャトー・オーブリオン 1970 ◇ 第4位:シャトー・モンローズ 1970
◆ 第5位:リッジ・モンテベッロ 1971
白ワイン部門
(シャルドネ)◆ 第1位:シャトー・モンテレーナ 1973 ◇ 第2位:ドメーヌ・ルーロ ムルソー・シャルム 1973
◆ 第3位:シャローン 1973 ◇ 第4位:スプリング・マウンテン・ヴィンヤーズ 1973
◆ 第5位:ジョセフ・ドルーアン ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ 結果は赤白共に第1位はカリフォルニアワイン。 誇り高きフランス至上主義者の誰もが予期し得ぬ衝撃の事態に陥る。 そもそもこの企画は、米国独立200周年記念祝賀の一環として、「カリフォルニアワインの質がどの程度まで向上しているかを理解する為に、最高峰のフランスワインも混ぜてみよう。」なる旨の軽い気持ちからのものであったという。そしてスパリエ自身、「カリフォルニアワインの質が向上しているとはいえ、フランス産の最高峰と比較されたら質の違いは明白であろう。」との考えをもっていた。 当時はまだ、フランスのみが高品質ワインを生産する唯一の国であると広く信じられ、第1位に輝いた銘柄であっても、カリフォルニア産の取引価格は、共に並んだフランス産の4分の1程。それだけに、想定外の“事件”に狼狽を隠せなかったフランス人審査員の中には、「採点表の回収を拒む者、点数を書き換えようとする者までおり、それをスパリエが防いだ。」「フランスワイン関係者より、スパリエは米国側の手先と罵られた。」と伝えられている。(画像右:快挙を報じる“タイム誌”の記事)
■洗練のキレ味とは、このワインにこそ相応しい言葉 ドメーヌ・ラモネ バタール・モンラッシェ 1973|ジョセフ・ドルーアン ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ 1973|ドメーヌ・ルロワ ムルソー・シャルム 1973|ドメーヌ・ルフレーヴ ピュリニーモンラッシェ ピュセル 1973といった名立たるブルゴーニュ有名品を迎え撃ち、白ワイン部門の第一位に輝いた銘柄が、シャトー ・モンテレーナ シャルドネ 1973でした。 (当時の産地表記は“ナパ=アレキサンダー・ヴァレーズ” -Napa Alexander Valleys-。ナパ・ヴァレーとソノマのアレキサンダー・ヴァレー産を併用) 《シャトー・モンテレーナ》 シャルドネ “ナパヴァレー” 世界No.1の称号を手中に納めたシャルドネ
■時代に流されぬ品格。マロラクティック発酵なしの代表格 バターやアーモンドを思わせるほどまでに人為的にオーク香を効かせ、まるでスキムミルクのようなコクを持つ味わいを造る為に施されるアルコール発酵後の乳酸発酵。(MLF:マロラクティック発酵)MLFを経ないノンマロ・シャルドネが、影響力のある評論家の好みに迎合するかのようにワインマーケットを占める時代でも、常に変わらぬスタイルを維持するシャルドネがシャトーモンテレーナ。
■「最も優れたマロラクティック発酵をしないシャルドネの一つ。」(ロバートパーカー) 最高評価となる4-5スター(
★★★★~
★★★★★)を献上するパーカー氏も、このワインの前ではまるで畏敬の念を隠せずにいるよう。氏は「シャブリライク」とも述べていますが、「名ばかりのシャブリ」を指しての弁でないはずです。奇妙なシャブリに納得してよいものやら迷うのであれば、モンテレーナのシャルドネを是非とも飲んで下さい。元来シャルドネとは、味や香りの面でニュートラルとされる葡萄品種であり、そこで「綺麗な味」を追い求めれば、ここまで気品を備えたものになり得るということを実感できます。
■「死ぬ前に飲むべき1001ワイン」(ニール・ベケット著) 「今日まで、シャトー・モンテリーナはエレガントで抑制のきいたスタイル表現を保っている。新しいオークでの熟成の割合は低く、マロラクティックをまったく施されないこのワインは、カリフォルニア・シャルドネの特徴である木とバターの要素は背景に沈んでいて、その代わり独自の爽やかさとミネラル感が強調されている。」