階級とは何か/スティーヴン・エジェル/橋本健二

ちくま学芸文庫 エ20-1


階級とは何か/スティーヴン・エジェル/橋本健二

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1,320 円 (税抜き)

著者スティーヴン・エジェル(著) 橋本健二(訳)出版社筑摩書房発売日2023年04月ISBN9784480511720ページ数280Pキーワードかいきゆうとわなにかちくまがくげいぶんこえー20ー カイキユウトワナニカチクマガクゲイブンコエー20ー えじえる すてい−ヴん EDG エジエル ステイ−ヴン EDG9784480511720内容紹介マルクスとウェーバーから、現代における展開まで。階級理論の基礎を、社会移動・経済的不平等・政治にも目配りしつつ、総覧する類書のない入門書。 ===産業資本主義社会においては〈階級〉というものが非常に大きな影響力をもつ──。本書は他に類書のない、階級理論の入門書である。ここでは、〈階級理論の2人の創始者〉マルクスとウェーバーにおける階級概念の比較から出発し、その後の多様な研究の展開を追う。さらに、階級分析の方法論と、現代社会における支配階級/中間階級/従属階級の構造を概観し、社会移動、ジェンダー、政治といった要素に目を向けつつ、階級社会の未来と無階級社会の可能性について論じていく。社会的不平等や経済的貧困など、格差社会の問題を根本から考えるすべてのひとに勧めたい一冊。===格差社会を根幹から考える最良の入門書===

目次

序 第1章 階級の古典的理論 — マルクスとウェーバー —はじめに/階級に関するマルクスの見解/プロレタリア化、両極分解と革命的変化/革命的な変化を妨げる要因/階級に関するウェーバーの見解/階級闘争の分断/要約と結論 第2章 現代の階級理論 — ネオ・マルクス主義とネオ・ウェーバー主義 — はじめに/ライトのネオ・マルクス主義階級理論/ライトへの批判/ゴールドソープのネオ・ウェーバー主義的階級理論/ゴールドソープへの批判/職業階級(地位)について/要約と結論 第3章 階級の測定 はじめに/伝統的階級分析法に対する批判/階級の操作化 — 三つの重要な選択/要約と結論 第4章 階級構造と社会変動 はじめに/支配(諸)階級/中間(諸)階級/従属(諸)階級/アンダークラスに関する覚書/要約と結論 第5章 階級と社会移動 はじめに/現代男性の社会移動/現代女性の社会移動/要約と結論 第6章 階級・不平等・政治はじめに/階級と経済的不平等 — 測定上の問題/階級と経済的不平等 — データ/民主的階級闘争/要約と結論 第7章 無階級社会と階級の終焉はじめに/無階級社会の現代的構想/要約と結論 文献一覧 主要邦訳文献目録 文庫版訳者あとがき 索引
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