数の発明 私たちは数をつくり、数につくられた/ケイレブ・エヴェレット/屋代通子

 


数の発明 私たちは数をつくり、数につくられた/ケイレブ・エヴェレット/屋代通子

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3,740 円 (税抜き)

著者ケイレブ・エヴェレット(著) 屋代通子(訳)出版社みすず書房発売日2021年05月ISBN9784622089643ページ数286,33Pキーワードすうのはつめいわたくしたちわすうお スウノハツメイワタクシタチワスウオ えヴえれつと けいれぶ EVE エヴエレツト ケイレブ EVE9784622089643内容紹介“なぜ人類だけが、どこまでも数を数えられるのか。それは、ヒトが生得的に数の感覚を持っているからだ”——数は、私たちの思考に深く根付いている。だからこの説明は、一見するともっともらしい。しかし、アマゾンには数を持たない人々が暮らしている。幼少期、宣教師の父とともにこのピダハン族と暮らし、人類学者となった著者によれば、数は車輪や電球と同じ「発明品」であるという。「数の感覚」がまったく存在しないというわけではない。ピダハン族や乳児の調査によれば、彼らは数についてごく限られた感覚を持つ。人類は長い間、この曖昧な感覚だけで生きてきたのだ。そして私たちも、幼い頃は数のない世界を見ていた。今、数がわかるのは、かつて発明された数体系を受け継いだからこそである。各地の言語には、身体やさまざまな物を足がかりに発明が起きた跡が残されている。そしてピダハン族のように、発明が起こらなかった例も存在する。「わかったのは、ピダハンについてではなく、人類すべてに関することだ」。考古学、言語学、認知科学、生物学、神経科学に散らばる手がかりを横断し、数の発明の経緯を探り、その影響を展望する書。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序 人間という種の成功/第1部 人間の営為のあらゆる側面に浸透している数というもの(現在に織り込まれている数/過去に彫りこまれている数/数をめぐる旅—今日の世界/数の言葉の外側—数を表す言い回しのいろいろ)/第2部 数のない世界(数字を持たない人々/幼い子どもにとっての数量/動物の頭にある数量)/第3部 わたしたちの暮らしを形作る数(数の発明と算術/数と文化—暮らしと象徴/変化の道具)

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