削り屋/上野歩

小学館文庫 う2-1


削り屋/上野歩

bookfan 1号店 楽天市場店

715 円 (税抜き)

著者上野歩(著)出版社小学館発売日2015年03月ISBN9784094061390ページ数340Pキーワードけずりやしようがくかんぶんこうー2ー1 ケズリヤシヨウガクカンブンコウー2ー1 うえの あゆむ ウエノ アユム9784094061390内容紹介歯科医になるはずの俺が、旋盤工に!? 親の仕事を継ぐべく歯学生になっていた剣拳磨は、友人の吾朗とサヨのカップルにまとまった金を渡すために、そして本当にやりたいことを求めて、大学を中退して東京にやってきた。そして、歯学部実習での削りつながりで、飛び込みで下町の金属加工会社に就職する。 削りには自信のあった拳磨だが、金属加工の世界では、大学でやってきたことが全く通用しなかった。しかし、社長の鬼頭は「おまえの切粉(削り屑)はいい匂いがする」と、すぐに褒めてくれた。 いつの間にか、手作業による削りの仕事が自分が打ち込める世界だと気づいた拳磨。仕事に慣れてきた頃、東日本大震災が起こった。拳磨は、先輩の実家にある福島の工場に応援に向かう。福島では、吾朗の求めに応じて、貝の形の金型に挑戦した。 東京に戻った拳磨は、技能五輪全国大会を目指すよう、社長に言われる。 実は、拳磨には中学の頃から立ちはだかってきた男がいた。神無月純也。神無月グループの御曹司だった。そして、技能五輪にも自分の会社から選手を多数送り込んできたのだ。果たして、拳磨は頂点に立てるのか。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

この商品の詳細を調べる


本・雑誌・コミック » その他