活性酸素と野菜の力 21世紀の健康を考える/前田浩

 


活性酸素と野菜の力 21世紀の健康を考える/前田浩

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3,300 円 (税抜き)

著者前田浩(著)出版社幸書房発売日2020年10月ISBN9784782104507ページ数216Pキーワード健康 かつせいさんそとやさいのちからにじゆういつせいき カツセイサンソトヤサイノチカラニジユウイツセイキ まえだ ひろし マエダ ヒロシ9784782104507内容紹介「推薦の言葉」名古屋大学名誉教授愛知学院大学・人間総合科学大学 特任教授大澤俊彦「本書は、ストレス社会を健康に生き抜く食生活実践のために、最新科学に基づいた数々のデータを提示し、「スーパーケミカル」としての活性酸素を制御する「野菜の力」に新たな息吹を与えている。必読の書として強く推薦致します。」
★本書「発刊にあたってより」本書のもとの版の『活性酸素と野菜の力—21 世紀の健康を考える』の出版(2007 年)から、既に13 年が経ちました。その間、この本の発展的なバージョンとして、科学的知識の裏付けを含めつつ読みやすい野菜スープの啓蒙書(マキノ出版, 2017 年)を一般の方向けの書籍として上梓したところ、多くの読者の方々から、より詳しい内容を知りたいという声が再び届くようになりました。また、野菜の持つ総合的な価値を学術的な裏付けを基に評価した書物もほとんど無いので、メディアからも筆者にそれらのコメントや解説を求められる機会も多くなってきました。その間、高度精製食用油の問題や、本書でも前にも触れてある野菜由来の硝酸イオンや亜硝酸イオンの「ニトロソアミンになり発癌する」という誤った学説は実は、それらが体内に吸収されるとニトロ化脂肪酸になり、ニトログリセリンと同様の作用を発揮し、それからNO(一酸化窒素)が生成し、血管拡張作用による血圧の低下作用(抗高圧作用/降圧作用)や、抗酸化作用、抗血栓作用(心筋梗塞予防)も発現することなども明らかにされています。これまで、食べ物では、米穀類、肉や魚の栄養価値の重要性はよく知られていましたが、野菜の持つ総合的な力はようやく認知されるようになり、この著書は前述のスープ本の読者の方々から数多くの反響が寄せられ、それらの読者の反響は、例えば、抗糖尿病(予防)、抗メタボ、抗高血圧、便秘解消、抗高コレステロールなどの作用に加え、さらには美白関連や眼科領域、老人病、アンチエイジングから免疫など、予想を遥かに超えています。そのような状況にあって、本書の増補版の出版により、野菜の持つ総合的な健康機能に対して、より正確で深い科学的知識の裏付けの欲しい読者に、それなりの回答が出来れば幸いです。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次近代栄養学のパラダイムとパラドックス—はじめに問題ありき/「ビタミンCは熱に弱い」の迷信—野菜はスープが一番/古典化学を超える分子種とその状態:スーパーケミカルズ—我々はそれから逃れられない/野菜の抗酸化成分は天の恵み—心臓病の予防に野菜・果物・赤ワイン/炎症と発がん—アスピリンのがん予防効果/NOxとがん—「一酸化窒素(NO)の明暗」・循環器からがん予防まで/ウイルス感染症と酸素ラジカル—ウイルスよ、お前もか/発がんの普遍的メカニズム—慢性感染/化学発がん剤/放射線の共通項は酸素ラジカル/がん化の多段階説/大腸発がんと高脂質・高鉄分摂取との高い相関関係—鉄分添加食の新たな問題/脂質過酸化物から悪玉の親分・脂質ラジカルの生成—ヘム鉄の関与の重要性(問題)/高脂質食はすべて悪いか?—リノール酸vs.オレイン酸/ビタミンCとs—カロテンの大量摂取はがん予防にならない—実験室モデルによるドグマの崩壊/生活習慣・食生活とがん—がんの7割は避けられる?/環境汚染と食品の安全性—オーガニックフードの隆盛/残された問題/今後の課題—次世代栄養学と反栄養素

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