講談社現代新書 1687
著者岡崎勝世(著)出版社講談社発売日2003年10月ISBN9784061496873ページ数268Pキーワードせかいしとよーろつぱへろどとすからうおーらーすてい セカイシトヨーロツパヘロドトスカラウオーラーステイ おかざき かつよ オカザキ カツヨ9784061496873内容紹介キリスト教の呪縛、オリエンタリズム、国民主義的歴史、世界システム論……「歴史」はどう書き変えられたか!? 「世界史」はどのように創られたのか。キリスト教的歴史観の成立と変遷、国民主義的歴史の誕生など、西欧的世界観・歴史観を根本から考える。(講談社現代新書)ヨーロッパ人は世界史をどう描いてきたか。イスラム世界やアジアなどをキリスト教、啓蒙主義、近代科学はどう捉えたか。古代ギリシア人からランケ、マルクスまで「西欧的世界史像」を問い直す。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 ヨーロッパ古代の世界史記述—世界史記述の発生(歴史観の世界観的基礎/古代的歴史学・世界史像の特質)/第2章 ヨーロッパ中世のキリスト教的世界史記述—「普遍史」の時代(歴史観の世界観的基礎/中世的歴史学・世界史像の特質)/第3章 ヨーロッパ近世の世界史記述—普遍史の危機の時代(歴史観の世界観的基礎の変化/プロテスタント的普遍史の発生と年代学論争)/第4章 啓蒙主義の時代—文化史的世界史の形成と普遍史の崩壊(歴史観の世界観的基礎—「科学革命」による諸変化/啓蒙主義的歴史学・世界史像の特質)/第5章 近代ヨーロッパの世界史記述—科学的世界史(歴史観の世界観的基礎/ヨーロッパ近代における歴史学・世界史像の特質)