石川啄木と労働者ー「工場法」とストライキをめぐり

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石川啄木と労働者ー「工場法」とストライキをめぐり

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碓田のぼる 本の泉社イシカワタクボクトロウドウシャ コウジョウホウトストライキヲメグリ ウスダノボル 発行年月:2023年05月22日 予約締切日:2023年04月04日 ページ数:184p サイズ:単行本 ISBN:9784780722406 碓田のぼる(ウスダノボル) 1928年生まれ。歌人。渡辺順三に師事。新日本歌人協会代表幹事など歴任。国際啄木学会、日本民主主義文学会会員。主な歌集に『花どき』で第十回多喜二・百合子賞受賞(1978年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 石川啄木と「工場法」(小樽から釧路へー社会主義への無関心の呪縛をといて/砲兵工廠の煙の認識と発展/「百回通信」にみる「工場法案」と議会(その1)/「泣いてやりしかな」考1/「赤旗事件」と啄木の反応 ほか)/第2部 石川啄木とストライキ(啄木における第一のストライキ/時代を負った言葉/「ひそかに淋し」考/啄木における第二のストライキ/二つのストライキをめぐって ほか) 新しき明日の来るを信ずといふ自分の言葉に嘘はなけれどー『悲しき玩具』に収めた著名なこの歌の第三行末の「ー」は、啄木の明らかな逡巡を示していた。啄木研究者や、短歌解説者の多くは、前行の思想を否定し、「ー」の部分に絶望を見出した。しかし、啄木の「ー」はそうではなかった。啄木は、死の三月前、一月三日の日記に「国民が、団結すれば勝つといふ事、多数は力なりといふ事」と記し、それを解いてみせた。「ー」は、「連帯」探求の旗印だったのである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)

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