聯合艦隊ーー「海軍の象徴」の実像（中公選書）

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中公選書木村聡中央公論新社レンゴウカンタイキムラサトシ発行年月：2022年05月10日予約締切日：2022年04月10日ページ数：256p サイズ：全集・双書 ISBN：9784121101273 木村聡（キムラサトシ） 1993年茨城県生まれ。北海道大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科歴史地域文化学専攻博士課程修了。外務省外交史料館アジア歴史資料センター協力室非常勤職員、防衛大学校総合安全保障研究科後期課程特別研究員を経て、2022年4月より別府大学専任講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）第1章　誕生ー明治・大正期（日清・日露戦争ー伊東祐亨と東郷平八郎/ワシントン軍縮会議の衝撃ー竹下勇　ほか）/第2章　成長ー昭和戦前期（美保関事件ー加藤寛治/第一次ロンドン軍縮会議ー山本英輔　ほか）/第3章　栄光と没落ー戦時（中央集権化と独断専行ー山本五十六/艦隊決戦をめぐる矛盾ー古賀峯一　ほか）/終章　海の「関東軍」（聯合艦隊という権威と理想の誕生/強化される「権威と伝統」と現実との矛盾　ほか）東郷平八郎や山本五十六ら聯合艦隊司令長官は、時の海軍大臣よりも著名な「英雄」であった。臨時組織に過ぎなかった聯合艦隊は日露戦争の栄光を引っ提げ常置されるものとなったが、その「精兵主義」「海上本位主義」は次第に現実と合わなくなり、太平洋戦争中には陸海軍の作戦指導の分裂の原因となるー。本書は今まで海軍戦史の一部分でしかなかった聯合艦隊を政治史や外交史、そして社会との関わりに注目して描く初の通史である。本人文・思想・社会歴史日本史人文・思想・社会軍事

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