翻訳理論の探求

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翻訳理論の探求

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アンソニー・ピム 武田珂代子 みすず書房ホンヤクリロンノタンキュウ アンソニーピム タケダカヨコ 発行年月:2020年10月16日 予約締切日:2020年09月28日 ページ数:320p サイズ:単行本 ISBN:9784622089711 ピム,アンソニー(Pym,Anthony) オーストラリア、パース出身。オーストラリアで比較文学を学んだ後、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)より社会学で博士号取得。米国、ドイツでも哲学、社会学、言語学、翻訳学を研究。現在、スペインのロビラ・イ・ビルジリ大学教授、翻訳通訳・異文化間研究博士課程プログラムの責任者。モントレー国際大学大学院客員教授。翻訳学における根源的テーマで鋭い問題提起をし続けると共に、社会学的アプローチや翻訳とテクノロジーの関係など、新分野での研究をリードしてきた 武田珂代子(タケダカヨコ) 熊本市生まれ。専門は翻訳通訳学。米国・ミドルベリー国際大学モントレー校(MIIS)翻訳通訳大学院日本語科主任を経て、2011年より立教大学異文化コミュニケーション学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 翻訳理論とは何か/第2章 自然的等価/第3章 方向的等価/第4章 目的/第5章 記述/第6章 不確定性/第7章 ローカリゼーション/第8章 文化翻訳 本書は、西洋の翻訳理論を土台とし、言語学的アプローチに基づく古典的な翻訳理論群から、文化翻訳を含む最近のモデルまで翻訳理論の展開を考察している。焦点になるのは、等価、機能主義、記述的翻訳研究、翻訳の不確定性、ローカリゼーション、文化翻訳といった中核的パラダイムおよびその関連理論である。ポストモダン・カルチュラルスタディーズや社会学のモデルとして翻訳を扱うアプローチにも触れ、従来の翻訳の概念を超えた取り組みが紹介されている。各理論の系譜や繋がり、パラダイム間の相違点、また、各パラダイムに対する批判あるいは擁護が明確に提示され、各章末の課題によって、翻訳事象に対する読者自身の問題意識を喚起しようとしている。著者の翻訳学への情熱と健全な批判精神がみなぎる一書である。 本 人文・思想・社会 言語学

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