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子どもと本をつなぐ人びと 高橋樹一郎 みすず書房コドモブンコノヒャクネン タカハシキイチロウ 発行年月：2018年11月02日 予約締切日：2018年09月25日 ページ数：344p サイズ：単行本 ISBN：9784622087465 〓橋樹一郎（タカハシキイチロウ） 1969年生まれ。慶應義塾大学図書館情報学科卒、マクギル大学大学院図書館情報学科修士課程修了。現在、奈良県天理市立図書館館長補佐（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章 子ども文庫とはーその多様性/第2章 子ども文庫の先駆けー明治時代の私立子ども図書館/第3章 民間人による私設図書館ー大正から昭和のはじめにかけて/第4章 戦争に向かう時期にも、戦禍の中にもー戦前・戦中・戦争直後の文庫/第5章 女性の手になる文庫の広がりー昭和三十年代以降の勢い/第6章 親子読書運動と文庫のネットワークづくり/第7章 理想の図書館のイメージづくりに貢献したもの/第8章 文庫関係者による図書館づくり運動ー昭和三十〜六十年代にかけて/第9章 文庫運動が残したものー市民意識と私立図書館/第10章 少子化による文庫運動のかげりと、文庫をとりまく社会の動き 子ども文庫とは、子どものための私設図書室のこと。自宅でおこなう「家庭文庫」と、公民館などでおこなう「地域文庫」がある。自らも子ども文庫を開いていた石井桃子の本をきっかけに、60〜80年代に女性たちのあいだで爆発的に広がった。小さな文庫には近所の子どもたちが押し寄せ、本と出会い親しむ居場所となった。子ども文庫は全国各地に広がり、やがて図書館づくり運動、親子読書運動などにつながっていく。市井の人びとの手によって明治から脈々と続いてきた文庫の実態を、全国を廻って調べ、子ども文庫の全体像をみせる、はじめての本。 本 人文・思想・社会 雑学・出版・ジャーナリズム 図書館・書誌学
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