エコラリアス 言語の忘却について

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エコラリアス 言語の忘却について

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言語の忘却について ダニエル・ヘラー=ローゼン 関口涼子 みすず書房エコラリアス ダニエルヘラーローゼン セキグチリョウコ 発行年月:2018年06月09日 予約締切日:2018年05月10日 ページ数:336p サイズ:単行本 ISBN:9784622087090 ヘラー=ローゼン,ダニエル(HellerーRoazen,Daniel)(ヘラーローゼン,ダニエル) 1974年生。プリンストン大学教授。アガンベンの英訳者として知られる。仏・伊・独・西・露語、ラテン語・古典ギリシャ語・ヘブライ語・アラビア語に通じ、哲学・文学・歴史学・認知科学・言語学を鮮やかに論じる 関口涼子(セキグチリョウコ) 1970年生。作家。日・仏語で創作を行い、『陰影礼賛』の仏訳者としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 喃語の極み/感嘆詞/アレフ/消滅危惧音素/H&Co./流離の地で/行き止まり/閾/地層/地滑り/文献学の星/星はまた輝く/ニンフの蹄/劣った動物/アグロソストモググラフィー/Hudba/分裂音声学/アブー・ヌワースの試練/船長の教え/詩人の楽園で/バベル 子どもは言葉を覚えるときに、それ以前の赤ちゃん語を忘れる。そのように、言葉はいつも「消えてしまった言葉のエコー」である。そして、忘れることは創造の源でもある。言語の中にはつねにもうひとつの言語の影があり、失われた言語が響いている。言語の崩壊過程に言語の本質をみたヤコブソン、失語症を考察したフロイト、複数の言語を生きたカネッティ、死んだのに語る口を描いたポー、母語についてはじめて語ったダンテなどを導きに、忘却こそが言語が本来もつ運動性であることが浮上する。アガンベンの英訳者として知られ、30代で本書を著し、恐るべき知性として話題を呼んだ、ヘラー=ローゼンの主著。流離こそが言語の本質だと明かす、言語哲学の最重要書である。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学 人文・思想・社会 言語学

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