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白水Uブックス ウィリアム・ゴドウィン 岡照雄 白水社ケイレブ ウィリアムズ ゴドウィン,ウィリアム オカ,テルオ 発行年月：2016年07月10日 ページ数：442p サイズ：新書 ISBN：9784560072066 ゴドウィン，ウィリアム（Godwin,William） 1756年、イングランド東部のウィズビーチで生まれる。父親に倣ってカルヴァン派牧師となるが、フランス啓蒙思想に触れて信仰を捨て、ロンドンに出て政治評論等を発表、文筆活動に入る。フランス革命直後に上梓した『政治的正義』（1793）は無政府主義的な急進思想を説いて熱狂的な反響を呼び、ロマン派詩人たちにも多大な影響を与えた。その思想や社会批判をゴシック小説の枠組を借りて展開した『ケイレブ・ウィリアムズ』（1794）は、犯罪に端を発する追う者と追われる者の関係を描いてミステリの源流とも位置付けられる。1836年死去 岡照雄（オカテルオ） 1930年、福岡市生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学名誉教授、県立福岡女子大学名誉教授・元学長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 農民の息子ケイレブは両親を亡くし、有力者の地主フォークランドの秘書となる。慈悲深い主人の下で恵まれた生活を送るケイレブだったが、好奇心の強い彼はやがて主人の不可解な性格に興味をいだき、ついにその恐ろしい秘密を突きとめてしまう。社会の不正義、追う者と追われる者の闘争を息苦しいまでの緊迫感で描いたゴシック小説にしてミステリの原点ともされる名作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 新書 小説・エッセイ
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